まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

ちょっと振り回された一日

2007年01月15日 | 雑感(日記)
いつのまにか、冬が本腰を入れてきた。
寒い。東京、今日一日、最高気温が2桁いかないらしい。
暖冬と言えないかもしれないが、昨年までの「タミフル」大需要とは
打って変わって、穏やかな様相をみせていたが、
そろそろ、本番かもしれない。

昨年末。初めてディズニーシーのカウントダウンに行って来たが、
開園同時に、大掛かりなお出迎え。
コーラス隊やらマーチィングバンド。
照明が温かいせいもあるのか、活気がそうさせているのか、
寒さを感じる事はなかった。

開場まで列をつくる人々。
手際よくコースを作って並ばせているが、
前列を占める、早くから並んでいる「集団」は、手馴れたもので、
完全防備、完全仕様。集団で座り込む者、寝ている者。
なんだか、それぞれ3畳一間の生活空間が、出現していて、
片付けも、あっという間で、これはもう、スペシャリストさん達だ。

一気になだれ込む園内。
カウントダウンイベントの場所取りが、最初に訪れる「戦場」だが、
我々は、のん気に、空いているレストランにGO。
11時をまわって、そろそろという頃に、
なんとかポジションをとって、イベントの観賞。

花火が、これでもかと、打ち上げられる中、最高の盛り上がりの中、
最後はミーシャがスペシャルゲストで歌い上げ、
まさしくカウントダウン。
あけましておめでとう、という感じであった。

新年からディズニーは「閑散期」に入る。
終了時間も、夜の7時とか8時とか、うっかりしていると、閉園していることも。
そのくせ、ピンやバッジをプレゼントするイベントが目白押し。
「常連」さんの囲い込み期間となる。

そういえば、ディズニーシーのショップで、ビームスとコラボしている店。
今回の目玉は「ライトブルーのマッキーマウス」!だ。
2500円以上の商品1点につき、1本プレゼント。

そもそも破壊的な金額の店。
ティーシャツ1枚が、平均5000円。
2500円以下のものが、基本的に無い、そういう店だ。
当たり前だが、売れるわけが無い。
ところが、このマッキーマウス。
目当てに大集団が押し寄せる。

狙いの商品は、男性「トランクス」。
お値段、2570円也。
全くの普通の「木綿生地」に、笑うミッキーがでかでかとプリント。
買わねえよ、こんなもの、なんて商品が、飛ぶように売れる。
あっという間にM、Lサイズが「完売」。

さらに、在庫一掃なのかスペシャルプライスと値をうったティーシャツから、
ダウンジャケットが、「赤札」で登場。
一気に3000円台。ダウンジャケットは1万円の値引き。

どうなんだか、どういうつもりか、新作ティーシャツが3000円ちょっとで
登場。
下々の人間である自分にとって、ユニクロの素材に慣れている自分にとって、
なんだか、毛玉が最初っからついているかのような「これが」、
3000円でも高い。

当然、何かしらの商品をゲットして「マッキーマウス」を手に入れるわけだが、
この1万円も値引きがしてあるダウンジャケット。
てかてか調の最近またカンバックしてきたかのような素材。
裏生地にはもちろん、ミッキーが大集合。色合いもいい。

買ったわけだ。清水(きよみず)だ。気分は。
そこにマッキーマウスのマジック目当てなど、微塵の欠片も無い、
単なる「商品購入」者として、下々と一線を画した訳なんだが、

このダウンジャケット。
冬の斜めに当たる光の加減もあるのかどうか、
やたらに「ほこり」の付着が目に付く。
黒の生地なんだが、まさに、うっすらと白色に染まってくる。
後に並んだおばさんも、「白くなってますよ」と声をかけるくらいだ。

問い合わせだ。
ディズニー側も、それ担当の部署があって、直接店舗と話すわけではないが、
とにかく静電気のせいであると一点張り。
「こちらも、もちろんそれはわかっているんだが、すれ違う方々から、
 白くなっていますよと。
 長い人生の中で、ダウンを色々着用したが、こんなのは初めてなんだが」

そうすると、一度店舗にお持ち下さいとのこと。
行くわけだが、出荷時の汚れだとか、梱包の際の付着だとか、
店舗は、それなりの言い訳をしているが、
すでに「返品」が、同じ理由で、過去にあったことを証言。

一応、新しい製品を受け取り、しばらく様子を見るということで決着。
しかし、解決するはずも無い。
じゃんじゃん、そこいらの粉塵から、よそ様のダウンが、ピタ ピタと吸着。
なんだかなぁ、せっかく清水(きよみず)状態で買ったのに、返品です。

再度、店に行くと。
「マッキーマウス」を同時に返却いただかないと、返品はできないとの宣言。
ええ、久しぶりに、久しぶりに、切れ掛かりました。
値段からしても、商品からしても、そのマジック目当てで買ったもんじゃない!
過去に返品もあって、そちらも応じた「実績」のある商品。
ということは、結果的に、不良品、一歩手前と言っていい。

なのに、マッキーマウスを返せが、なんと、一番最初に出たトーク。
驚きました。
当たり前ですが、コートとともに、ロッカーに預けております。
手元にありません。

ちょっとすったもんだの上、マジックはロッカー近くのフロントに預けることで、
返品処理を済ませることにさせました。
にしても、3種類近くあるダウンジャケット。
そのうち、今回、騒動のあった「これ」だけ、値引きしておりました。
ちょっと、勘ぐる人間であれば、不良品を値引いて「売り切る」と
言われてもいたしかたがない。

それとも、さすがビームスで、こういう「感度がよすぎる」素材は、
ほこりが舞う雑踏で着こなすこと事態、想定外の使用法なのであろうか?
わからん。
1時間おきに、湿った布で拭く、そういう手間自体を惜しまない人間用の
商品なのだろうか?
わからん。

ディズニーはともかく、個人的に親しみのあるブランドではないので、
ビームスって、そんなに「いいものなの」?って
思ってしまう、庶民が増大することは、間違いないと思うよ。
多分。