クラブを買い替える時に、何を基準にクラブをチョイスしていくか・・・
雑誌に書いてある記事を鵜呑みするか?TVのCMを鵜呑みにするか?試打してみるか?
試打しようにも何に絞って試打する?
自分にとってそういう意味でのバイブルは、これ ↓
Golf Classicのヘッドスペック一覧が載ったデーター集(現在発売中)
それに記載されている数値データーを見ていくと、ある程度のヘッドの性格が判る
それを基にアイアンとの相性等々を考えたり、どのクラブが自分の要求を満たしてくれるのかを判断!
スライスに悩んでいると、極力重心距離が長いもは避ける。あるいはライ角がアップライトのものを選ぶ。
球が上がらないなら、重心深度の深いものや、リアルロフト角が大きいものにする。
ミスヒットが多いなら、慣性モーメントのデカイものにする。
シャフトをのばしたいが、このヘッドの重さは長尺に向くか?・・・等々
そんな数値はカタログにもメーカーのHPにも書いてないからね
これがその中に書かれているデーター
赤線で引っ張ったのが、今所有しているヤマハ インプレス V440のデーターです。
順番に
体積は440.1cc スッキリ顔だなぁ~
へッド単体の重さ約193g 長尺にも対応出来る
慣性モーメント4033 今となっては大きいくない。つまりミスヒットに寛容でない。
実ロフト角9.6度 表示が9度なんで、ほぼリアルロフト
ライ角58.5度 このクラブの性格を考えれば、まぁこんなもんか?
フェース角-0.7度 ややオープンフェース。 左が怖い人にはアドレスで安心できる
FP値19.2mm ちょっと前に出てるかな?
重心距離36.7mm カタログ値より少ないが、アイアンとの相性はこの方が良いし、操作性も良いなぁ~
などなどと、数値からヘッドの性格を理解出来るのだ!
シャフトとの関連性も重要なので、これだけでは100%の判断材料にはならないけど、
ある程度の方向性を導いてくれるのは間違いないです。
ちなみに先日、メーカー試打会であるドライバーを試打した時、自分は大体10度か10.5度を使うので、10.5度をチョイス!
しかし、恐ろしく球が上がったので、9.5度にチェンジ! それでも凄く球が上がった
そのドライバーのデーターをこの本で見てみると、表示9.5度に対して、リアルロフトは11.6度だった!
なんと2度も違う・・・そらぁ~上がるわな。
試打もせず、データーも分からなく、カタログだけを信じて買うと、自分の思いとは違う結果になる可能性がありえます