昨年2008年暮れに、映画「おくりびと」を観ました。
私は普段から、死を意識する人、本人はもちろん家族も、と接するので、
「おくりびと」の映画を観るのはさほど不思議でも、特別なことでもなく、どちらかというと当然のできごとでした。
映画を観て思ったことは、納棺の儀式は遺族にとってのグリーフケア 遺族ケアになっているんだな。
通夜、葬儀、初七日、四十九日などの法事が、グリーフケアになっているのと同様です。
ステキな仕事だなぁと思いました。
映画館の観客の多くは40代~70代くらいの普通のご夫婦でした。
この人たちはどうしてこの映画を観に来たのだろう、どう感じたのだろうと興味がわきました。
糸井重里さんの『ほぼ日刊イトイ新聞』中に、「おくりびと」に出演していた『もっくん』こと本木雅弘さんとの対談を見つけて、興味深く拝読しました。
このHPにその答えはありませんでしたが、映画評論でない感想を知ることができました。
対談の中にもありますが、現代社会では死を遠ざける傾向があります。
死を遠ざける現代だからこの映画が際立ったのかもしれません。
死を遠ざける、それは本当に日常的に感じます。
先日終末期のがんの話をしていると、ある人がこんなことを言いました。
「死ぬなんて考えたことはない。
がんになって治らないって言われたらどうしていいかわからなくなると思う。
できれば、ぽっくり死んでしまいたい」
「ぽっくり死んだら何も準備できないけど、がんだったら死ぬ準備ができるよ」
と言っても
「準備なんてない」とのこと。
私はいろいろと準備をしたいなぁと思います。
<明日へつづく>
私は普段から、死を意識する人、本人はもちろん家族も、と接するので、
「おくりびと」の映画を観るのはさほど不思議でも、特別なことでもなく、どちらかというと当然のできごとでした。
映画を観て思ったことは、納棺の儀式は遺族にとってのグリーフケア 遺族ケアになっているんだな。
通夜、葬儀、初七日、四十九日などの法事が、グリーフケアになっているのと同様です。
ステキな仕事だなぁと思いました。
映画館の観客の多くは40代~70代くらいの普通のご夫婦でした。
この人たちはどうしてこの映画を観に来たのだろう、どう感じたのだろうと興味がわきました。
糸井重里さんの『ほぼ日刊イトイ新聞』中に、「おくりびと」に出演していた『もっくん』こと本木雅弘さんとの対談を見つけて、興味深く拝読しました。
このHPにその答えはありませんでしたが、映画評論でない感想を知ることができました。
対談の中にもありますが、現代社会では死を遠ざける傾向があります。
死を遠ざける現代だからこの映画が際立ったのかもしれません。
死を遠ざける、それは本当に日常的に感じます。
先日終末期のがんの話をしていると、ある人がこんなことを言いました。
「死ぬなんて考えたことはない。
がんになって治らないって言われたらどうしていいかわからなくなると思う。
できれば、ぽっくり死んでしまいたい」
「ぽっくり死んだら何も準備できないけど、がんだったら死ぬ準備ができるよ」
と言っても
「準備なんてない」とのこと。
私はいろいろと準備をしたいなぁと思います。
<明日へつづく>