傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

悲嘆の作業

2005年12月13日 | 在宅ホスピス
ブログには不似合いな内容になってしまいましたが…。


長い間会っていなかったおばが今年亡くなりました。

告別式の最後、棺にお花を入れながら親族は別れを惜しむのですが

久しぶりに見たおばの顔をみてはじめて

強烈に死を意識したのを覚えています。

ありきたりですが、

告別式は遺族の悲嘆作業を進める大事な儀式なんだと実感しました。


今は葬儀屋が取仕切る時代。

遺族はどこまで故人の世話をするのでしょう。

本で読んだ話しですが、遺族が身の回りの世話にたくさんかかわるほど

悲嘆がスムーズに進むらしいですね。