五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・5・20

2019-05-21 10:10:05 | 日記
一日の内、幸せな時間は朝起きて、シャワーを浴びた後、朝刊を読みながら母が風呂から出て来るのを待って、出てきたら老老ブレックファーストの準備をして、陽光が差し込むベランダを見ながら母といただく、三時間ほどの時間だ。因みに今日のメニューは……駄目だ。忘れた。この日記を書き終わるまでに思い出すことが出来たらいいんだけど、今俺の頭の中は次回公演「待ってる。」のことで一杯で、食事のことがすっかりなおざりになっている。同情人物たちが勝手に行動したり、余計なことを喋ったりして、頭の中が苛立ちっ放しなのだ。こんな時は歩くしかないと、今日もまた北里通りから三光坂を通って目黒通りに抜け、プラチナ通りを下って恵比寿三丁目に戻ると、今度は広尾病院を抜けて聖心女子大へ、更に広尾商店街からフランス大使館に抜けて明治通りへ。その間中ずっと頭の中は登場人物が右往左往するだけで、俺に微笑み掛けてくれない。さすがに疲れる。今日もまた天現寺橋傍の亀カフェで女主人をいれてくれた珈琲を飲みながら亀見物。70を過ぎた髭面の男が亀を見ながら珈琲を飲む光景は気持ち悪くて店にとってはいい迷惑だろうけど、殆どあの亀は自分の亀と思う程に仮想ペット化している。老老ディナーは昨日買ったのに食べ損ねたマクロと鯛のお刺身。茗荷とカイワレと紫蘇とネギを一杯散りばめると豪華で満足。他に安売りしていた椎茸をバター焼きしてレモンを垂らして食べる。食後「鶴瓶の家族に乾杯・近藤春菜篇」を見ている内に、テレビが作り物だと分かっているのに、二人が出会う地方都市(今日は岡山県井原市)の人々との触れ合いに涙したりしている。私には蔵書趣味がないので読んだ本が殆ど残ってないのだけど、残存していた僅かな本の中に「昭和史七つの謎」(保阪正康著)があって、何気なく取り出して読んでいる内に、日本の領土をめぐるポツダム宣言以後のソビエト(現ロシア)の動きを検証した『「東日本社会主義人民共和国」は、誕生したか?』を再読し始める。今、某国会議員が北方領土は戦争するしか戻ってこないのではないかと発言して問題になっているけど、日露戦争で日本領になった南樺太をロシアが取り返したのも戦争だったことを考えると、一概に馬鹿な代議士だと言えないんじゃないかなんて、自分の登場人物が余計なことばかり云っているもんだから作者も余計なことばかり考えてしまう。で、問題は老老ブレックファーストのメニューだけど、やっぱり思い出せない★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・19

2019-05-20 05:42:59 | 日記
今朝も六時起きてまずは自分がシャワーを浴びてから母の入浴準備。母が湯船に入っている間、お茶を飲みながらゆっくりのんびり朝刊を読む。この時間、30分もあると、新聞を隅々まで読むことが出来て、例えば今日なんか今までだったらすっ飛ばしていた新疆ウイグル地区の特集まで詳しく読むことが出来て、その特集自体は不幸な話だけど自分自身はそんなことまで知ることが出来て、結構幸せな気持ちになる。老老ブレックファーストはサバの水煮の缶詰WITHサラダ、納豆、わさび昆布、まいたけの味噌汁。食後はこの日記を書いた後今日も歩き回る。昨日で展開の目処がついた筈なのに書き進めてみると壁にぶつかる。別の乗り越え方を見つけないと前に進めないので、悶々としながら恵比寿まで歩き、更に目黒まで。アトレの魚力で刺身と鰈と鮭など仕入れた後、本屋に立ち寄り、埼玉県の全県地図と「檀流クッキング」(檀一雄)を買い求める。前者は最近知り合った人が埼玉県坂戸町出身だと聞いて、坂戸町の位置を確かめたくなったからで、後者は壇一雄がポルトガルにいる時にどんな料理を作って食べていたか知りたくなったから。帰宅後、老老ディナーに刺身を食べようと母を呼ぶと、今日は午後にすぐ下の弟がケンタッキーを持ってきて、今食べているからご飯はいらないと言われ、得体の知れないむかつきを覚える。弟がケンタッキーを持ってきてくれること、これは悪くない。でもさ、お刺身だよ。この間食べた時美味しかったからまた食べたいと云ってたマグロと鯛のお刺身だよ。二千円近くもしたんだよ。それがパーかよ?そりゃ明日にだってとっておけるかも知れないけど、賞味期限は切れてしまうよね。うーん、弟よ。ケンタッキーなんて持って来るなよ。母は折角君が持ってきてくれたと思って食べてしまって夕飯が食べられなくなるんだよ。今日の老老ディナーはお刺身の他に小松菜のお浸しにひじき、アゲの味噌汁と云うメニューを用意していたのに、その代りにケンタッキーなんて一日の栄養バランスが悪くなるんだよ……なんて文句を言いたくなるのは、全て台本の展開がうまくいかない故のことで、許されよ。仕方なく俺は一人、旦那が食事はいらないと言われた主婦がお茶漬けですますが如く、卵掛けごはんで胃袋を満たす。食後は八時から殆ど怖いもの見たさに毎週予約になってしまっている某国営テレビのドラマを見る。このドラマ、面白いと云う人がいたら教えてくれっと絶叫したくなる程つまらない★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・18

2019-05-19 09:35:21 | 日記
夕べ寝たのが2時過ぎだったのに今朝は日の出と共に起きてしまうとかなりの寝不足。それなのに今日から朝起きたら母に風呂に入って貰うことになったので7階のバスタブにお湯を入れてから母を呼んで入って貰う。その間、万が一のことがあったら困るので私は新聞を読みながら傍で待機。30分ほどで出てきた母は何て気持ちいいんでしょうと歓喜の声。母よ、気がつくのが遅いんだよ。それから俺は4階で老老ブレックファーストを用意する。今日のメニューは、鰺の干物WITHしし唐、納豆、ワサビ昆布、きゅうりの漬け物、若布の味噌汁。食後、この日記を書こうとしても睡魔に襲われて指が止まっている。無理せずベッドに倒れる。仮眠30分で起きるが、依然と寝不足は続いていて、辛うじてこの日記をかいたけど、本業(台本)の方は駄目。あーでもない、こーでもないを繰り返す。登場人物たちはパソコンの中で困りきっている。老老ディナーは店の残り物処理で、麻婆豆腐、もやしとキクラゲとまいたけの中華風炒めものに卵スープ。食後、映画を見に行きたかったけど、特別みたい映画はない。唯一みたい映画は新宿でやっているのだけど、新宿へ行ったらまた飲んでしまうのではないかと恐れて、恵比寿に止まって「ブラタモリ・大阪篇」続いて「コンフィデンスマンJP運勢篇」(脚本・古沢良太)とテレビ三昧。後者は昨日から上映中の同じタイトルの映画とのコラボのようだけど、去年か一昨年やってた一時間ものの秀逸さと比べると、何とか侍っぽく残念っ!★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・17

2019-05-18 12:03:29 | 日記
老老ブレックファースト(チーズトースト、ソーセージ、目玉焼きWITHサラダ、コーンスープ)を食べた後、母を恵比寿のSクリニックに月に一度の定期検診に連れていく。いつもは最初に母、その後に私と云う順番なのだが、今日は私を先にして貰ってS医師に母の加齢臭問題で悩んでいることを告げ、その原因を探る為の診察を依頼し、更に医師の口から母に毎日の入浴を遵守することを云ってもらいたいとお願いする。診察後、母はこのまま不潔にしておくと尿毒症で手術するようになるかもしれないから毎日風呂に入れと言われちゃったわと落ち込んでいたけど、嘘も方便、いやこの場合は嘘とは言い切れない。でも、とりあえず明日の朝からバスタブに浸かることを承諾してくれたので安堵する。老老ディナーは、特製タヌキきつね南蛮うどんに納豆WITHカイワレ、わさび漬けと云う奇妙な組み合わせの食事。でも食べたかったし、美味しかったし、放っておいてくれ。今日は脚本家田中陽造さんの80歳の誕生会がウチ店で催されることになっていて8時半頃から有名俳優のEさんや、監督Nさん、プロデューサーのEさん、美人脚本家のNさん、映画監督兼精神科医のWさん、大手俳優事務所代表のYさんさんなど総勢20人近くが三々五々集いだす。思い返せば田中さんに初めてお会いしたのは今から40数年前のことだ。当時から不健康そうで、痩せていて風が吹けば飛んで行ってしまうのじゃないか?50過ぎには死んでしまうのではないか?とと言われていた田中さんが80歳だ。それもウチの店で誕生会をやるなんて、その頃は当然想像することが出来なかったことだ。田中さん、次は100歳の誕生日会だそうですよ。是非それもうちの店でお願いします★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・16

2019-05-17 06:11:43 | 日記
老老ブレックファース(一昨日の鰈の煮つけの残り、シソ入り玉子焼、きゅうりの浅漬け、かぶの味噌汁)の後、この日記を書いてから今日は一日歩き回って、芝居の方向性が決まるまで帰らないことにして部屋を出る。部屋の中にいると考えているつもりでもパソコンを弄ったり、テレビを見たり、新聞を本を読んだりして、芝居に集中しないからだ。その点、表を歩いていると、頭の中は芝居のことだけに絞られる。最初は南回り?と云うか白金三光坂から目黒通りへ。更にプラチナ通りを抜けて途中スーパーでの買い物を入れて約2時間のブラブラ歩き。店で一休みしてから今度は聖心女子大から広尾商店街を通ってフランス大使館前から明治通りに抜けるコース。途中、雑貨屋で食器を買い求めた後昨日母が髪を切って貰った美容院に手土産を持って挨拶したり。更にはこの二日出向かなかった亀カフェに顔を出して女主人とお喋りしたけど、老老ディナー(豚の生姜焼き、かぶの明太子和え、しし唐のオリーブオイル炒め、もずくとネギの味噌汁)を用意する時間まで部屋には戻らなかった甲斐あって、ラストまでの道のりが見えて来た気がする。お店は映画プロデューサーのKさん、明日パーティを催す有名芸能事務所代表のYさん、それと以前妹から紹介されたイギリス人の男性(氏名不詳)とそのゲイ友達。二人ともSN君に興味を持ってしまったみたいで、今度から断りたいけど、これって差別?★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・15

2019-05-16 09:46:38 | 日記
今日は二カ月に一度美容院に行く日になっているので母は朝から華やいでいる。いくつになってもお洒落になるのは女として嬉しいみたいだ。だったら母よ、馬鹿息子が云うように毎朝シャワーを浴びて髪も体も綺麗にしておくれよ。そしてついでにシャツも着替えてくれよと云ったりすると、髪の毛は今日美容院で洗って貰うからいいのよと反論してくる。でも、汚い髪の毛じゃ美容師さんにも失礼だろと俺が言い返した時には、母は鰺の干物をむしるのに夢中で俺の話を聞いていない(老老ブレックファーストは他に納豆WITHカイワレ、、崩し豆腐、きゅうりの漬け物、かぶの味噌汁)予約は11時だと云うので俺も銀行に行く用事があるから一緒に出ようというと、この間から一人で美容院に予約して一人で行くことが出来ることになったのが嬉しいのか、あんたなんかついて来なくていいわよと邪険に俺の申し出を拒否する。とは言われてもどうせ銀行に行くのだからと11時ちょっと前に表に出てみると母の姿はない。うん?もう行ってしまったのか?と美容院への道を追いかけていく。だが、どこまで行っても母はいない。ひょっとしてもう時間前に美容院に着いてしまっているのかと思ったとき、ちょうど出勤して来る美容師のMさんに出くわす。と云うことは母はどこに?ひょっとしてまだ部屋にいるのではないだろうなと電話をかけてみるが、母の電話は虚しくコールするだけ。しばらく近所の文房具屋や銀行に寄って時間を潰すが、母が美容院に入った気配はない。まさか?あれから寝てしまったんじゃないだろうな?だから電話にも出れないのじゃないか?と想像して今来た道を引き返して母の部屋へ。案の定母はベッドでウツラウツラしていた。もうとっくに予約の時間が過ぎてますけど/あら?もうそんな時間?時計が見づらいのよねと腕時計をしている癖して時計の置いてある位置の所為にした後、やれ鍵がない、やれ財布がない、やれハンカチがないと言い訳して結局部屋を出るまでに20分近くかかってしまった。そうなるといくら一人で行くと云っても認める訳にはいかず、だからと云って一人でいくと云う母のプライドを傷つける訳にも行かず、馬鹿息子はそっと後をつけて云って母が美容院に入るまでを見届けて引き返す。いい運動だ。もう今日は散歩する必要なし。そんな母との老老ディナーは極太ソーセージに、もやしとオクラのオリーブオイルソティに半熟の目玉焼きを乗せてワンプレートに。それからタラモサラダと今朝の漬け物の残りにもずくの味噌汁。食後録画しておいた「なつぞら」(脚本・大森寿美男)を見る。「あまちゃん」以降、地方都市で生まれ育った女主人公が思春期になると東京に出てきたものの傷ついた末に故郷にUターンしてまた違う仕事を始めると云ったパターンを、前作を除いて繰り返してきた朝ドラだが、今回もそのパターンかと思いきや上京の動機付けがしっかりしているのと主人公を取り巻く人物たちの配置が上手いもんだから、気にならない処か「なつよ、早く上京しろ」と応援までしてしまっている。さすが大森寿美男氏の脚本だ。9時半過ぎいつも妖しい魅力をふりまく歯科医のSさんが来店。薄いラムソーダを二杯。飲みながら彼女が企画したしたイベントについてや一昨日見た「火口のふたり」が全編彼女の故郷秋田市のロケだったもんだからしばし東京と地方都市の落差についてのお喋り。彼女が帰った後、台本の展開を頭に浮かべながら眠りにつく。何が影響したのか分からないけど、とんでもない展開になってしまいそうだ。どうしよう?★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・14

2019-05-15 09:50:01 | 日記
今日の老老ブレックファーストは鰈の煮つけ、納豆WITHカイワレ、きゅうりの漬け物、大根の味噌汁。昨日からカウンターではなくテーブルで表の景色を見ながら食事をすることにしたけど、、テレビを見ているよりずっと贅沢だ。今日は一番下の弟が来る日なので老老ディナーはパス。買い物のついでに焼き芋を買って行くと、母は大喜び。母の日のプレゼントを忘れたのでその代わりですとは口が裂けても言えない。六時過ぎから美人脚本家Nさんの中学時代のミニクラス会、と云うか六人の女子が集っての女子会が開かれる。時間が時間だし、他に自慢できる料理もないので、牛肉一人二百グラム弱見当ですき焼きを用意する。鍋に付きっ切りになってサーブした甲斐もあって皆さんには満足して貰えたみたいでホッとする。十時半過ぎ解散した後、俺は待ちかねたように一人残ったNに昨日の氏名不詳の女優さんとの経緯を話す。妹のことを知られていたりすれば俺に興味を持ってくれるのも分からないでもないが、試写室で隣り合わせただけのお互いの名前も知らない他人同士だ。それなのに路上で食事に誘って承諾してくれるなんて凄すぎないか?と得意気に問いかけると、Nは「あらこの間だってモテていたじゃない?」と土曜日Nたちと目黒の焼鳥屋に行った時に見ず知らずの若い女性が突然俺ににこにこと近づいてきて話しかけてきた一件を持ち出す。そう言えばあれも不思議だった。世間的にはメディアに頻繁に写真入りで取り上げられているNや、イケメン25歳のSNを差し置いてこの71歳のオヤジが憧れの対象みたいに扱われたのだ。きっと酔っていたに違いないし、髭のお蔭で誰か有名人と間違えたのかも知れない。一緒にいた男性が背後で申し訳なさそうに謝り続けていた。Nは、彼氏がいなかったらもう一軒行こうと誘って貰いたがっていたわねと云う。一時は占いで生計を立てていたNは、俺についにモテキが到来したのだと告げる。うーん71歳のモテキか?だとしたら凄すぎる。だって貧乏で3バツの71歳だよ。孫もいる71歳だよ。俺はニヤニヤデレデレしっぱなしだ★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・13

2019-05-14 10:22:57 | 日記
二人しか出ていなかった。柄本佑と瀧内公美という俳優二人しか出演しない「火口のふたり」(脚本監督・荒井晴彦)という映画だ。それもスクリーンに映る二人は殆どが全裸で絡み合っている。だけどエロくはない。性器が見えていても猥褻でもない。それどころか時折吹き出してしまうシーンもある。絡み合っているのにアットホームでもある。八月公開のこの映画の今日がマスコミ試写の第一日目。上映開始が18時半だし、店にお客さんが来る可能性もあるし、本当は行くつもりはなかったのだけど、これから以後は自分の芝居の台本執筆が煮詰まってきて、更にはリハに突入してしまえばそんな余裕はなくなってしまうだろうと思って、と云うかお昼から書き進めていた台本の展開を冒頭から変えたくなってしまって、こうなったら気分転換にとSN君に店を任せて六本木の試写室へ出かけて見たのだけど、説明ゼリフを全くおかまいなしの同年配の監督の映画的冒険に唸ってしまう。でも、俺のそんな複雑な感情と評価は、たまたま隣にいた女性客も共有していたみたいで、試写室を出た後、柄本佑の事務所社長のBさんと食事に行くことになったので、前を歩いていたその女性客にもさりげなく断られるのを覚悟で一緒にご飯しませんか?と声を掛けたら「はい」と頷いてくれる。え?そんなことってあるの?そりゃ試写を見た後は誰かと今見た映画についてお喋りしたいのは事実だけど、Bさんが誘ったならともかくこの俺が見ず知らずの女性を誘ってOKして貰えるなんて、俺もまだまだ捨てたもんじゃないと一瞬思ったけど、彼女が承諾したのはこの映画のもつ魔力が彼女の判断力を狂わしたに違いない。とここまで書いてきていくら見ず知らずとはいえ、名前位聞いただろ?だったらイニシャルをつけろよと思うかも知れない。けど、Bさんたちと食事した時に誰かが名前を聞いたみたいだったけど、耳が遠くなっている俺にははっきり聞き取れなかったもんだからそのまま彼女とは広尾駅で別れるまで、名前を知らないまま過ごしてしまった。どうやら女優さんだったみたいだけど、きみの名は?★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・12

2019-05-13 06:00:52 | 日記
母が携帯をスマホにしてから電話をかけるのがよく分からないと云うもんだから、訓練の為にそれ以来母からモーニングコールをして貰って電話をかける練習をさせていたのだが、今朝はその時間になってもモーニングコールがない。十分待つ。でも、電話は鳴らない。だったらとこっちから電話してみる。十何コールしても母は出ない。いやな予感。母の部屋に向う。でも、そこに飛び込んで来る母のキョトンとした顔。あら?もうこんな時間?/今こっちから電話もしたんだけど/補聴器してなかったから聞こえなかったのよ/あ、そう……と云った会話で始まった母の日。老老ブレックファーストは、ハムエッグWITHベリーリーフ、納豆WITHかいわれ、きゅうりの浅漬け、若布と九条ネギの味噌汁。その味噌は、桑原なおさんの実家で作った味噌だというと、彼女のファンの母は喜ぶ。午前中、芝居の展開をあれこれ考えながら目黒まで歩く。ゆっくり歩いて、途中思いついたことがあるとメモしたりして、30分から40分。台本に詰まったら歩くに限る。アトレの地下で牛肉と魚を買って帰宅。魚屋では珍しく刺身用のヤリイカを売っていたので早速購入。品不足と虫がいるとかでなかなか店頭に並ばなかったので、老老ディナーの時に刺身にして柚子胡椒に合わせていただく。美味。母の日だと思ってシャブシャブもやったのだけど、完全に脇役が主役をくっていた。電話問題?で始まった一日だけど、終わりも電話問題。弟と妹から母の介護についてのメールの返信、更には昨日店での打ち合わせを設定してくれたUプロデューサーへのお礼のメールを送ろうと思って、それぞれがかなりの長文になりそうだったのでとても私のガラ携で打つのは大変すぎるので、パソコンから送信した処、三人が三人とも「送信できない」と云う英文のメールが戻って来る。これまでにも何度かそんなことがあって、その時は相手の電波事情がよくないのかもと馬鹿な想像をしてきたけど、今日は三人が三人共にアウトとなると、ひょっとしてパソコンからスマホへのメールが駄目なのではないかと思い出す。一度誰かに聞いてみなくては★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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2019・5・11

2019-05-12 09:32:50 | 日記
お昼過ぎ、天現寺の「亀カフェ」で今度の芝居で主役を張る桑原なおさん案内葉書を渡す。何故彼女と会うのにウチの店じゃないのかと云うと、近所に住んでいる彼女が「亀カフェ」に興味を持ったからで、深い意味はない。古川の亀は崖の上のカフェから自分たちに視線を向けている二人を呆れた様に見ている。店を出てしばらく歩いた処で母から電話がある。ウチのビルは、保安上の問題から各階ごとにカードがないと中の住人さえエレベーターが使えないシステムになっているのだが、母は何気なくカードを持たずに一階まで出てきてしまって、いざ自分の部屋に戻ろうにもカードがなくて戻れなくなっていたのだ。仕方なく桑原なおとの「デイト」を中断して引き返すと、母が階段の踊り場で途方にくれた顔をしている。たまたま十分程度で戻れる処にいたからよかったものの、これが芝居を見に行ったりしている時だったらどうなっただろうと暗然たる気持ちになる。3時半にSN君が出勤。今日は4時から某テレビ局の人気看板ドラマ『D』の台本打ち合わせが、美人脚本家Nと敏腕女性プロデューサーUの発案で、うちの店で行われる。終わった後、そのまま飲む態勢になることが出来ると云う考えでやることになったみたいだが、果たしてうまくいったかどうか?打ち合わせ中は傍にいるとやりづらいと思って店はSN君に任せて、俺は五階で小津安二郎監督の「彼岸花」(脚本・野田高悟+小津安二郎)をHuluで見る。どこにでもある話なのに最後まで飽きさせずに持っていく。さすが小津。打ち合わせ終了後、総勢八名の飲食で五万近くの売り上げ。助かる。八時過ぎNさんと彼女のアシスタントをしていたMさん、それにSN君と一緒に目黒にある焼鳥屋へ。結構有名な店らしく土曜日なのに超満員。居酒屋的メニューもあったけど、焼き鳥が妙にいける。ちょっと病み付きになりそうだ★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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