五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・4・26

2019-04-27 09:42:39 | 日記
母は食後食べた物を手帳に書き記す。でも、今食べたばかりの料理がなかなか思い出せないようで手帳を開いたまま考え込んでいることが度々ある。でも今日は老老ブレックファーストは思い出そうとしている内に、記憶回復センサーが老老ブレックファーストから夕べの老老ディナーに飛び越えてしまったらしく、昨日食べた酢の物を必死に思い出そうと踏ん張る。何の酢の物だったのよ?イジワルしないで教えてよ、と言われても、たった今食べたばかりの老老ブレックファーストのメニュー(帆立貝と小松菜のオリーブオイル炒めに納豆に海苔、それに大根の葉と若布の味噌汁)に酢の物がなかったことを覚えている私は、オリーブオイル炒めが酸っぱかったとケチ付けるのかよ?と逆イチャモンをつける。だって本当に酸っぱかったんだものと必死に訴える母の顔を見ている内に、そういえば夕べの老老ディナーに一晩お酢に漬けた鰯にトマトと大蒜のみじん切りとオリーブをトッピングしてオリーブオイルをかけただけのスペイン風小鉢を出したことを思い出す。そしてお酢嫌いの私にはその料理がとても酸っぱかったことを思い出すと同時に、母が思い出してしまったのは今日の料理ではなくて昨日の老老ディナーに食べた料理ではなかったのかと気づく。年を重ねると云うことは凄い。記憶回復センサーが昨日と今日と、ひょっとすると一年前と十年前を混同する誤作動をごく自然にやらかしてしまう。そんな4月26日と云う大型連休一日前の今日、最高気温が昨日より十度以上低いからかまるで季節が冬に逆戻りしたかのような錯覚を覚えてしまう。お客さんは映画プロデューサーのKさんのみ。12時前、ベッドに入って「続昭和の怪物七つの謎」(保阪正康)を読了。そこで取り上げられていた農本主義者、橘孝三郎という人物に興味をもつ。部屋の灯を消してポルトガル語のCDを子守歌代わりに眠りについて★テアトロジャージャン第16回公演は7月10日(水)~7月15日(月・祝)で「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章/出演・桑原なお、荒木真樹彦・岸本敏伸・茂木英治)を予定しております。お問い合わせは090ー9964ー2231まで ご期待下さい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019・4・25 | トップ | 2019・4・27 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事