五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・4・7

2021-04-08 05:57:03 | 日記
母はバスタブに体を沈めていると、本当にうっとりとした顔をして、まるで幼女のようだ。こんな幸せないわという母を見ていると、俺みたいな息子でもいてよかったと思う。老老ブレックファーストは焼き鮭とポテトサラダとキンピラのワンプレートにミニトマトとカイワレの納豆サラダ、それに若布とネギの味噌汁。今まで食事中は店に置いておいた雑音の入る小型のテレビを見ながら食べていたが、母が遠くて見えないし、音も聞こえないと云って、食べることだけに集中してしまう。いいことみたいに思えるが、やすみなく箸を動かすものだから、俺としては食べ過ぎで喉を詰まらせない為にも一秒でも多く食べること以外に気を移して貰いたいので、俺の部屋にあった中型テレビ?を店の方に移すことにした。老老ディナー(蕎麦サラダにオニオンスライス)の時、母はテレビが変わったのに気付かず、音も聞こえるし、絵もちゃんと見えるわねぇと喜んでいて、蕎麦サラダをたべ終わるのにかなりの時間を要した。作戦成功か?食後、睡魔に襲われベッドに入っていたら美人脚本家のNさんから、共通の知り合いがテレビに出ているとのメール。早速テレビをつけて、数年ぶりにKさんの顔を見る。彼とドラマを作っていた時代を思い出す。その時代の人たちはみんな亡くなっているのに、彼は81歳なのにとても若々しかった。
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