五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・9・20

2022-09-20 11:36:40 | 日記
〇テレビ三昧のうじゃけきった一日を送る位自己嫌悪感を抱かされることはない。男性の平均寿命からして俺の持ち時間は後五年あるかどうか?それなのによくも一日中テレビの前に座っていられるもんだと自分ながらに呆れ返ってしまった。でも、寝る寸前だったか、なにげなくつけたネットフリックスだったかプライムビデオだったかで、昔もよく見ていた松重豊主演の「孤独のグルメ」をやっていたので、そのまま見てしまう。毎回そうなのだが、店を選ぶのに主人公(井之頭五朗)は迷う。そして決めた店に入ってからもメニューを見て何を食べようか迷う。そうそう、大事な一食だ。トコトン悩めと五朗を応援する。その時間こそが大事なんだ、給食じゃないんだし、与えられたものを黙って食べていたら哀しいじゃないか?と言っている内に、それが五朗にではなく俺自身に投げつけられているものだと気付く。多分五朗が注文した料理は美味しかったのだろう。五朗の表情が綻ぶ。誰かと一緒じゃそうはいかない。俺はグルメではないかけど、ひょっとすると「孤独」こそが「グルメ」の「必須条件」かも知れない。
〇ということで、今日から俺が「井之頭五朗」ならぬ「天源寺章介」になることになった。天源寺と云うのはウチの近くにあるお寺の名前だ。四階の店の冷蔵庫を開けるまでの天源寺章介の選択肢としては、焼鮭+納豆+玉子焼+海苔+小松菜の味噌汁コースと、玉子焼と焼鮭をやめて、しめじのオムレツにするコースか迷っていたが、冷蔵庫の扉を開けた途端、昨日は食欲不振で食べ損ねてしまったすき焼き用の牛肉400グラムとカットした長ねぎ、豆腐などが、さぁ食べろというばかりに大皿に盛りつけてあるのが飛び込んできたもんだから、章介はたじろぐ。おいおい、残り物ならともかく朝っぱらから400グラムのすき焼きとは如何なものか?でも、夕方はお客さんが来る予定になっているし、このまま放置して明日になったら牛肉を解凍してから三日になってしまう。この際は贅沢だと言われようと朝からすき焼きを頬張ってしまった。
〇400グラムなんか軽い軽いと豪語していた章介だけど、やっぱり朝っぱらからはこたえたみたいで、後100グラムを残してギブアップ。そしてこのすき焼きが原因ではないとは思うけど、具合が悪くなって、食後仮眠しても具合がよくならない。熱は平熱、血圧も正常。仕方無いから昨日と同じ様にソファベッドを巣にして終日ひっくり返っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022・9・19 | トップ | 2022・9・21 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事