五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・5・25

2019-05-26 09:17:51 | 日記
今私が暮らして且つ芝居を上演したりしているビルは、四階以上にエレベーターで行く時にはセキュリティの為に各階ごとにカードが必要なもんだから、朝、母を風呂に入れることになってからは、まず五階から浴室のある七階へ行ってお湯を貯めて、一度新聞を取りに一階へ降りて、次に四階でポットでお湯を沸かしてお茶をいれて、それを持って七階へ。お湯が溜まった段階で母が電話に出てくれればいいけど、出てくれない時には母の部屋に行って風呂に来る様に告げ、七階に戻るとなると、その度毎に各階ごとのカードを取り出さなくてはいけないことになる。その為、私のズボンの右後ろポケットのには四階と五階のカードを表裏にいれたカードケースが、左後ろポケットには六階と七階のカードケースが入っていて、その度毎に取り出すのだけど、時々いくらカードをセンサーにかざしてもエレベーターが全く作動しないことがある。何故だ?どうしてだ?と自棄気味にカードをかざし続ける内に、その原因が右と左を間違えたり、表と裏を間違えたりしていることに気づく。ったくこれだから年寄りは困るよと自嘲して終わるからいいけど、これがアクセルとブレーキの踏み間違えだったら洒落にならない。そんなことを思ってしまったのは、老老ブレックファースト(じゃこ天WITHおろし大根、納豆WITHカイワレ、かぶの漬け物、しじみの味噌汁)の後、一度一階まで降りたのに忘れ物をしたのに気づいて四階と五階を行ったり来たりしたからだ。別に昨日の日記に書いたからじゃないけど、今日もまた「亀カフェ」へ顔を出す。処が今日は水嵩があって、いつも甲羅乾しをしている岩場が水没してしまって、亀の姿は見えない。名前も知らないドロ亀なのに、俺を淋しい気持ちにさせるなんて、罪な亀クンだ。30分くらいで「亀カフェ」を出て炎天下を歩く。四の橋→五の橋→北里通り→目黒通り→白金台→プラチナ通り。今年初めて三十度を超えたと言われる天気の中それだけ歩けば(約一時間半?)熱中症寸前でダウンしてもおかしくなく、ちょうどお腹が空いたこともあって路地裏にひっそり看板の出ている寿司屋に飛び込む。入ってみてちょっと後悔する。有名女優のWさんがひっそりとちらし寿司を食べていらっしゃるだけの、多分夜はおまかせで高いんだろうな思わせる店内。ウチから近いのに多分夜は来れないだろうと思いながらお昼のコース(二千円)をいただく。でも、寿司を口にいれた途端に後悔が消し飛ぶ。美味いのだ。生まれてから今日まで食べてきたにぎり寿司で一番の美味しさだった。醤油なんかつけなくとも酢飯とワサビがネタの旨みを引き出している。そして、シメに出されたかっぱ巻きがたとえようのない程に美味くて、唸ってしまった。また行きたい。でもランチでも二千円はするし、気軽にはいけない。ましてや夜のおまかせはいつ行けることか?★テアトロジャージャン第16回公演「待ってる。~粗大ゴミ置き場に愛は捨ててあるか~」(作演出・桃井章)/出演・桑原なお、荒木真樹彦、岸本敏伸、茂木英治/日時・7/10(水)~7/15(月祭)開演時間は10日11日は19時のみ。12日13日は14時&19時、14日15時は14時のみ。/料金3000円/お問い合わせは090ー9964ー2231まで
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