五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2024・2・10

2024-02-11 11:01:51 | 日記
録画しておいたドラマを見ていたら、登場人物AとBとの関係が分からなくなった。そしてAが令和にいるんだか平成なのか昭和なのかどの時代にいるのか分からなく、頭の中が混乱する。どうやらタイムスリップ物らしい。そこに回想とかで過去の出来事が描かれたりすると、俺の頭はもうついていけない。タイムスリップ物でなくても、人の名前が覚えらないから時代劇で「××の奴ッ」と怒りを露にされても「××」が誰だか分からず、ドラマについていけなくなる。特に現在放送中の平安時代を舞台にしたドラマは仕事がハッキリせず姓が同じ登場人物が多いもんだから、セリフの中だけでその人物のことを噂されてもその顔が浮かばない。これは脚本家が悪いのではない。悪いのは後期高齢者になった視聴者の俺だ。母が亡くなる前に見たいドラマがない、自分の娘が出演するドラマすらよく分からないと言っていたことを思い出す。きっと俺もその危険ゾーンにそろそろ入ってきている。そんなことを午後の時間にお湯を溜めた湯船に浸かりながらぼんやりと思ったりする。そうか?人はこうして老いが進んで最後を迎えるのか?最近こうしてこのどうしようもない「物体」の後始末を夢想することが多くなってきている。因に今日の朝食は鰺の干物、海苔、塩辛、梅干し、アオサのネギの味噌汁。昼はハムトースト一枚。夜は210グラムの合い挽きに椎茸のみじん切りと大蒜を混ぜた自家製ハンバーグ、それにポテトサラダ、野菜と豆の具だくさんスープを「ブラタモリ・鎌倉篇」を見ながらいただく。