五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2023・1・8

2023-01-09 09:03:14 | 日記
ロシアがウクライナを攻撃するたびに、反対にウクライナが反撃するたびに、テレビのワイドショーなどに出演して解説する防衛庁防衛研究所のTさんの姿を見ると亡くなった父のことを思い出す.今から三十数年前に勃発した第一次湾岸戦争の折、当時防衛研究所の研究部長だった父は、Tさんと同じように連日テレビに出ッ張りだった。40を過ぎていたのに幼稚な反戦思想に凝り固まっていた私は、いかにも軍事オタクみたいな父に反発すると同時に、画面に映る自分の父親を誇らしかった。きっと今も生きていたら、100歳になるけど、得意げにテレビに出ていたじゃないか思ったりする。そんな肉親愛に目覚めてしまったこともあって、今日は帰国中の妹夫妻と麻布十番のソバ屋Sでランチすることになる。蕎麦を食べる前に真昼間から板わさをあてに日本酒を飲むなんてオツじゃないかと言う私の提案に妹たちが乗ってくれて実現したものだが、朝ご飯を抜いた私としては板わさだけで済む訳もなく、鴨焼、天麩羅などもオーダーしてしまう。更にSを出た後,行きつけの干物屋A に二人を案内する。サバの塩焼きなどA 自慢の干物を何種類かオーダー。妹はご飯も気に入ったみたいで、終始ご機嫌。本当なら案内した私が会計を持つべきだったが、そこは無駄な抵抗はやめてごちそうになったばかリか,帰りにケーキ屋でお土産まで持たされて3時すぎ帰宅。仮眠.8時に女優のN さんが来て,春に公演予定の芝居で重要な要素となる日本舞踏のリハ.いよいよ芝居の日々が再開する。