【センニチコウ・千日紅】ヒユ科センニチコウ属
左 キバナセンニチコウ、右 センニチコウ
今年も可愛いポンポン花を、出かける先々で見かけることができました。
このところの涼しさで、一層元気な姿を見せてくれております。
ラストスパート態勢へと突入です。
昔はよく見かけたのに、この頃はあまり目にしなくなった花があるんだってことは、ケイトウの紹介記事はじめ、再三書いてきましたが、こちらのセンニチコウは違いますね。
昔から今に至るまで、夏の花の定番として、よく栽培されています。
「千日もの間紅く咲く」との名前が示すとおり、花期も長く丈夫で育てやすいことが、長きにわって栽培され続けていることの理由でしょうかね。
見た目の愛らしさも、不動の人気を保ち続けている最大の要因しょうね。
キバナセンニチコウ
詳細につきましては、昨年の記事「千日も紅く」をご参照ください。
アップ写真は、そちらのほうがずっときれいです。
さてさてです。
ちょっと面白いセンニチコウに出会ったので、紹介させていただきます。
写真を見て、おじさんが面白いと思った理由、わかっていただけますでしょうか?
ねぇ? 面白いでしょう?
これって、「ろくろっ首」ですよね。
丸い花穂が下から咲き進んでどんどん伸びていき、今なお咲き続けている姿なんですけどね。
こんな風に咲くセンニチコウ、見たことありません。
長いものだと、咲き始めから6~7cmも伸びているものもありました。
咲き始めの状態は、よく見かけるセンニチコウと、それほど変わっているとも思えません。
心持ち長い花穂だし、小さな花も白ではなく黄色系です。
早速調べてみました。
似たような画像はありましたが、これといった説明はどこにも書かれておりません。
キバナセンニチコウは、もともと普通のセンニチコウより長目の花穂で、今回出会ったものと同じような傾向があるとは思っておりました。
でもあそこまで花穂が伸びたものはありません。
花(苞)色がセンニチコウと同じく赤紫だったので、珍しい「ろくろっ首」のセンニチコウだと思ってしまいました。
パソコンに取り込んでよく観察してみると、花色以外では、キバナセンニチコウとの共通点が多く見かけられます。
全体の姿や葉っぱの様子もよく似ています。
「ろくろっ首」の正体は、キバナセンニチコウの1品種で間違いないだろうというのが、現状での結論です。
こんなセンニチコウの咲き方は初めて見ましたよ。
こういう咲き方のセンニチコウがあっても不思議じゃないな、と
ストンと納得はできてしまいましたけれど。
これ、どこまで咲き続けて伸びていくんだろうって思いますね。
どこかで止まってそこからは先端が赤いまま保つのかしら。
恵比寿ガーデンプレイスじゃ、観察をお願いするわけにも
いきませんね。
そうなんです、ここまでセンニチコウの首が伸びても、決して違和感はありません。
これもありだろうなと、納得できました。
ただ、見たのは初めてなんですよね。
そうですね、この花の終わりは、どこにあるんでしょうか?
咲き続け伸び続けて、寒さに当たって全草が枯れてしまうんでしょうけど、ここまできたら最後まで見届けてみたいですね。
出来る限り観察してみますが、ご覧の通り恵比寿ガーデンプレイスの「大きな鉢」に植えられていますのでね。
私の労力(距離や時間)より、管理された恵比寿ガーデンプレイスの植物ということのほうが、問題でしょうね。
そもそもキバナセンニチコウってのも、所見です。
多分。
はなっからセンニチコウだと思って、見てなかったこともあり得ますね(汗)。
センニチコウの準備はしてるのですが。。。
ろくろっ首だよね(笑)。
あれ、そうでしたっけ、キバナセンニチコウとは出会っていませんでしたっけ。
紛れちゃったってことはあるかもしれませんが、花色が違いますのでね、気付くと思うけどな。
例の公園には、なかったかな?…