いい加減、加計学園問題にはうんざりしてきた。文部科学省内では「総理のご意向」文書が出回っている。前次官もそれは認め内容も真実だと言っている。なのに官邸はなぜか真実の究明に消極的であるならば、もうそれは「総理のご意向」があったとみなすべき事態のはずだ。なのにジャーナリズムの論調は甘すぎる。
官邸の言い分では、文部科学省内で誰かが「総理のご意向」を勝手にねつ造して、行政を恣意的にコントロールしたということになる。それこそ由々しき問題で、総理からすれば徹底的にその張本人を追及して懲罰せねばならないはずなのに、安倍さんは全然そのことについては全然関心がないようだ。面妖なことである。
安倍さんは李下において冠を正してしまった。そして、その冠の中には何も入っていないと口で言うだけで、一向に冠を脱いで見せようとはしないのである。
「安倍首相はうそをついている。」 はっきりそのように断定すべき時期はとうに過ぎていたのではないだろうか。
禅蔵 合掌
安倍総理と菅官房長官には、一億人を壮大な茶番に巻き込んでいることの罪深さを感じて欲しいものです。
空しい言葉がメディアを通じて堂々とまかり通る、このような状態が子どもの教育上もっともよくないと思っています。