【時系列まとめ】衆議院選挙 開票速報タイムライン 全議席確定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211031/k10013329411000.html
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比例東京ブロックで出馬した、れいわ新選組の山本太郎代表(46)が開票から日付をまたいだ1日、当選確実となった。喜びの言葉はなかった。すでに会見会場の都内ホテルの会議室は撤収して、山本氏の最後の言葉は「もう、私もスタッフ的にも限界がきているので、朝コメントを出します」とし、「言葉が出てこないぐらい脳が疲れている」と目をしょぼつかせた。
れいわにとっては初めての衆院選だった。19年参院選でも比例代表で出馬した。比例特定枠を使い、同枠1位に難病のALS患者の舩後靖彦氏(64)、2位に脳性まひで重度障がいがある木村英子氏(56)を入れ、山本氏は3位に下がって「れいわ」票を積み重ね、比例枠で一気に3人当選するはずだったが、山本氏は落選した。
この2年間について山本氏は「コロナで苦しむ人たちの話をいっぱい聞いた。でも国会にいられなかったので非常にしんどい思いをした」と絞り出すように話した。
共闘で野党が消費税5%でまとまったが山本氏は「今回、一発で政権交代できなかったのは痛い」と話し「ただ、来年の参院選、その次の年の統一地方選。れいわはまだまだ戦っていきます」と今後への展望も口にした。【寺沢卓】
衆院選の289の全小選挙区で当選者が固まった。当選が決まったり、当選が確実になったりした選挙区を朝日新聞が集計したところ、自民党が189議席、公明党は9議席を獲得。与党の合計は198議席だった。共闘を進めた野党5党では立憲民主党57議席、共産党1議席、国民民主党6議席、れいわ新選組0議席、社民党1議席。一方、日本維新の会は16議席、NHK党は0議席、無所属は10議席だった。