白山火山帯

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地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?

2021-06-20 18:06:36 | 日記

地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?

地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?

地球の海の変遷をたどる、数億年後はどうなる?

(ナショナル ジオグラフィック日本版)

 ニューヨークにある米国自然史博物館には、暗闇のなか蛍光に輝く巨大な石板が展示されている。

 鮮やかな色に心を奪われがちだが、この石板が貴重な理由はそれだけではない。およそ12億年前、今はもう消えてなくなった海の底で形成されたものなのだ。古代の海では、金属を豊富に含んだ物質が熱水噴出孔から噴き出し、海底に堆積して層を作った。この物質の成分がちょうどよい具合に混じり合った結果、堆積層は紫外線を当てると蛍光を発するようになったのだ。

 かつて地球には、イアペトゥス海、レイク海、テチス海、パンサラッサ海、ウラル海といった海が存在しては消えていった。この石板は、地球の海が数十億年という長い時をかけて形を変えてきたことを伝えている。その変化は、休むことなく活動を続けるプレート運動によってもたらされたものだ。そしてそれがドミノ効果のように、多様な鉱物を生み、海流を変え、生物多様性を育むなど、地球上のあらゆるものに影響を与えてきた。

 科学者たちは、この石板のようにはるか昔の海底にあった岩石や、その他の地質学的手がかりをもとに、古代の海を地図上に描き出すことに成功した。今ある海も、かつて存在した海と同様にいずれは消滅し、新たな海が生まれることだろう。

海底に刻まれた手がかり

 私たちの地球を覆うプレートはたえず移動を続け、それに伴って山が隆起し、谷が削られる。英リーズ大学でプレートモデルを作成するアンドリュー・メルディス氏によると、海もまた「アコーディオンのように」開いたり閉じたりを繰り返している。

 プレート運動を起こしている原因の一つが、海底にある「沈み込み帯」と呼ばれる場所だ。ここでプレートは別のプレートの下に沈み込み、陸地もそれにつられて引っ張られる。すると、両側のプレートにのっている陸地の間隔が狭まり、その間にある海が小さくなる。沈み込んだ海洋プレートは、地殻の下のマントル内でリサイクルされる。

 陸地同士はやがて衝突し、海は消滅する。冒頭の石板もそうやってできたもので、米国ニュージャージー州オグデンスバーグで採取された。その昔、北米大陸の前身である大陸と古代の別の大陸が衝突し、間にあった海が消えた。衝突の影響で海底の堆積層は高温高圧で熱せられ、例の石板が出来上がった。

 だが、陸上で古い海底の残骸が見つかることは珍しく、それだけで海の変遷を知ることは難しい。そこで一部の科学者が注目したのが、海底に刻まれた磁性鉱物の記録だった。

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英国が新型コロナウイルスの規制解除を延期 変異株拡大ワクチン接種も足踏み

2021-06-20 06:55:11 | 日記

英国が新型コロナウイルスの規制解除を延期 変異株拡大ワクチン接種も足踏み

 

 【ロンドン=板東和正】新型コロナウイルスのワクチン接種により深刻な感染状況から脱した英国が、感染力の強いインド変異株の感染問題に直面している。ワクチン接種者数の増加速度もやや落ち込みぎみで、英政府は規制解除の計画延期に追い込まれた。

 ジョンソン首相は14日、イングランド地域で今月21日から計画していた規制解除を、7月19日に約1カ月延期すると発表した。当初計画では、今月21日に娯楽施設の営業を解禁するほか、バーやレストランの人数制限の解除なども行い、ほぼ全ての社会的規制がなくなる予定だった。

 

 ジョンソン氏は14日、規制解除の延期などの措置を講じなければ、数千人が新型コロナ感染で死亡する恐れがあると強調。延期することで「多くの命が救える」と国民に理解を求めた。

 英政府はこの延期期間を活用し、ワクチン接種を加速させる考えだ。40歳以上に推奨してきた1回目と2回目の接種間隔を12週間から8週間に短縮する方針。成人の6割近くが2回目の接種を受けているが、接種の広がりは鈍化傾向にある。


ウガンダ選手団、PCR検査1人陽性 成田空港で判明

2021-06-20 06:52:25 | 日記

ウガンダ選手団、PCR検査1人陽性 成田空港で判明

ウガンダ選手団、PCR検査1人陽性 成田空港で判明

東京五輪に出場するため成田空港に到着し、報道陣に手を振るウガンダの選手団=2021年6月19日午後6時11分、林敏行撮影

(朝日新聞)

 東京五輪・パラリンピックに出場する東アフリカ・ウガンダの選手団9人が19日夕、成田空港に到着。このうちの1人が、空港での新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことがわかった。内閣官房が明らかにした。来日した海外の五輪選手団で陽性が判明したのは初めて。

 来日したのはボクシングや重量挙げ、水泳の選手とコーチら。内閣官房によると、全員が出国前にアストラゼネカ社製のワクチンを2回接種。出国96時間以内に2回のPCR検査を受け、陰性証明書を持っていたという。

 選手団は19日午後6時すぎ、一般客約80人が降りた後、マスク姿で1列になって到着ゲートに姿を見せた。その後、空港検疫で唾液(だえき)による抗原検査を受けたが、1人は結果が出なかったためPCR検査を受けたところ、陽性だとわかった。残りの選手らは20日未明、事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の貸し切りバスで移動を始めた。