健康な体をつくる食習慣のこつ ちょっと意識するだけ
1、天然の塩は副交感神経を刺激し、ストレスにも効く。塩分の取りすぎはいけませんが、高血圧の原因がすべて塩分とは限りません。仕事や人間関係のストレス・イライラで交感神経優位となり、血圧が上昇していることも多い。
精製塩は、交感神経を刺激し血圧をあげやすい。一方粗塩などの天然塩はNa以外にもMg、Kなどのミネラルが豊富なため、免疫力アップにつながる副交感神経を刺激する作用もある。
天然塩の見分け方ー塩化ナトリウム99%以上という表示は精製塩、又、製造法にイオン膜と書いてあれば精製塩。平釜と書かれていたらほとんどが天然塩。原材料が海水となっていても天然塩ではない。疲れやすい人は、ミネラル豊富な天然塩を使って免疫力アップ。
適量の酒は免疫力を高める
お酒でリラックスするのは、副交感神経が優位に働くからです。たくさん飲めばよいというわけではない。
①飲み会は1~2時間で切り上げるのがベストタイミング。それ以上の時間になると緊張、興奮状態になり免疫力が低下。
②適量のお酒を毎日飲めば、心臓病のリスクが下がる
早食いは免疫力を低下させる、よく噛む習慣でリンパ球が増える。
効果1、消化管が刺激され、副交感神経が優位になる
効果2、脳が活性化する
効果3、満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防げる
4つのこつで噛む回数を大幅アップ
1、具合を大きめにカットする 2、歯ごたえのある食材を取り入れる 3、食事中は水分摂取を控えめにする 4、食事の時間を長めにする。 口の中でドロドロになるまで噛むのはやりすぎ
玄米食は、噛む回数が増える理想の食事。
2、免疫力アップの間食術、食物繊維豊富な果物にリラックス効果
おすすめの食材ー食物繊維を含む果物や黒糖はリラックス効果が長続きする。さつまいも、バナナ、リンゴ、栗、黒糖など。消化吸収に時間がかかりリラックス効果が長続き。
3、冷たい飲み物は、口の中で適温に温めてから
低体温を招き、免疫力低下を招く。
4、「食事は1日3回規則正しく」この神話は捨てる
自分のライフスタイルや体調に合わせ食事をすればよい。60歳以上の人は食事は軽め。肉より魚の方が体への負担が少ない。50代になったら食事のとり方を変える必要がある。玄米食に切り替え適度な運動を取りいれれば理想的。
5、体を温める運動で麺英気力を上げる、きつい運動は不要。有酸素運動で骨格筋を鍛えると体温があがる。
骨格筋を増やすには、ジョギング、自転車こぎ、水泳などの有酸素運動、手軽にできるのがウオーキング。
①ラジオ体操をしてから歩く、歩いた後にストレッチ。②心地よいと感じるペースで歩く③激し過ぎると逆効果(疲労困憊するほど激しい運動をすると、交感神経が刺激されかえって体温が下がる・
6、簡単に免疫力の低下を下げる
全身を鍛える8の字体操
ウオーキングだけでは、上半身に筋肉がおろそかになる。頭の上で8の字を描く体操で全身の筋肉を使う。
「8の字体操」
①両足を肩幅に開いて立ち、両腕を頭上に伸ばす。手のひらは自然に開いた状態②両腕を頭の上に横向きの「8」の字を描くように腰をくねらせ上半身を大きく動かす。1日20回~30回を目安。
「振り子体操でクールダウン」
8の字体操をセットでおすすめ
振り子体操
①両足を肩幅に開き膝を軽く曲げて立つ
②手のひらを内側に向けて開いたまま両腕を前後にゆっくり振る。
③後ろに振るときは両腕にやや力を入れて持ち上げ、前に振るときはその反動を利用する 1日20回~30回。
時間に余裕があるときは、ラジオ体操。ポイントは大きな動きを意識すること。毎朝行えば全身の血行が促され、体が温まり免疫力がアップ。