みさと梅祭り見物 H-26- 3-16

豪雪以来、もう一ヶ月も経つのに未だ山行の気分になれない。爺イのノーマルタイヤでは
残雪の残る林道には乗り入れられないし、そもそも雪山の装備を全く所持していないのだ。

で、春めいた今日は「みさと梅祭り」の見物。見頃は三月末までらしいがポスターには3/16が
祭りの最終日となっていた。その上各種イベントで顔見知りになっている群馬甲冑愛好会からも
「3/16みさとへ出陣」の通知が来ているので。

会場は蟹沢と善地だが取り敢えず鳴沢湖の西岸を回って蟹沢を目指す。途中の分岐にこの道標、
あと2k。



だが、どうも周辺の様子がオカシイ。車を止めて周囲を見渡しても白い梅の花など欠片も見えない。



どうやら豪雪以来の低温の影響で開花が大幅に遅れている模様。枝を見ても蕾はかなり硬い状態。
遠くに紅梅や蝋梅らしきものが微かに見えるだけ。



半ば諦めで蟹沢会場四つ角の「れいちゃんの店」駐車場に金300円也を払って駐車。天気も良いので
こんな花具合でも車が多くて並んでいる売店には結構な人だかり。



まず、なにやら拡声器の音が聞こえる「うめ公園」に向かう。



奥のステージでは既に演芸が始まっていたが片隅のテントに寄って無料配布のなめこ汁を受け取る。



地元の方々の踊りを見ながら



展望台の東に回ると「子育ての白梅」の古木。勿論白い花は全く付けていない。



だが、点在する紅梅は丁度見ごろの満開状態。

















一回りして来ると「みさとだんべえ踊り」の方々が出演待機中。箕輪城祭りなどで活躍するメンバー。



近くで見るのは初めてなので演技中の写真を数枚。

















序に動画でも。

MVI_1283.AVI


会場ではお菓子撒きのサービスが始まったが後ろでカメラを構える爺イの所には全く届かず。



会場を離れて一旦、善地に向かう車道に出ると散策路入り口。



漸く開花した白梅を見つけた。









そして強い梅の香りに誘われると蝋梅も満開。









午後になって本命の甲冑愛好会が陣取る一隅に行ってみた。今回は祭りの趣旨から武者行列ではなく
観光客との交歓が目的。飲み物、軽食が用意されていて集まるお客はご馳走になったり記念撮影を
して大喜び。



この写真の真ん中の方が会長の加藤さん。武田騎下の重臣・加藤駿河守の末裔とか。
後ろの幔幕の家紋のうち、左は通称・武田菱と云われる「四つ割菱」(又は割菱)、右は通称「三つうろこ」の
「北条鱗」、後北条は伊勢出身ではあるが「北条」を名乗ったことにより本家・北条の三つうろこを
使ったのだ。何れもこの西上州・長野業政の支配地で激しい交戦を繰り返した家紋だ。





今日の出陣メンバーと関係者のみなさん。





















売店で少々買い物をして駐車場所に帰ってくると如何にも高価そうなハーレイが並んでいた。ツアーご一行様が
訪れているらしい。



午後の陽を浴びながらソフトバンク戦に間に合うように帰宅。10-0の惨敗はオープン戦とはいえ情けない。


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