クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

安中市三角点探訪 (7) H-22-4-6

2010-04-07 19:42:32 | 三角点・宮標石その他標石
再び安中市松井田地区の三角点探訪。

(1)三等 点名・菅沢 278.28m N-136-18-37-7 E-138-49-45-2



旧中山道、R-18を突っ切ってから約5Kの原市小郷原分校の
少し手前の細道を右(北)折、台地に上ってから左下に下る。
其の先はベントナイトの採鉱地があるので手前に駐車。
静かな現場だが、前方に沢山の加工物。



目標はこの小山、縁を回る様な踏み跡を辿って台地の西端へ。



足元のフキノトウや花を踏まないように。一段高い突起の上で難なく発見。





(2)四等 点名・琵琶窪 299.45m N-36-18-40-8 E-138-49-01-4



一旦、旧道まで戻って直ぐ傍の分校に沿って細道へ入り直し。
今度は反時計回りに大きく湾曲しながら畑道を進み、舗装切れで
駐車。目指すはこの森の奥の山。



山裾の梅が満開で出迎えてくれる。



やがて山道へ入るが道が途絶えたところから稜線這い登り。



藪を掻き分けて前進するがあと50m地点で厄介な笹薮。



藪の中にはこんな穴が多数、若しかすると自然薯を掘った?



悪戦苦闘の末、切り開かれた場所で発見。





駐車場所に帰る途中で帰路を迷って時間ロス。漸く帰着。
カーブミラーに小さく写ってるのが本日の爺イ。



(3)一等水準点 531 266.44m N-36-18-24 E-138-49-27



旧道を其の侭西進してR-18との合流点手前の民家の敷地。
何としても蓋が開かずに中の本体は見られずに残念。
半地下式金属標識なるものが在る筈なのに。
でも一等のはずが基本? 基準ではないから良いのかな?



(4)基準水準点 「基三号」N-36-18-34-2 E-138-48-52



R-18から松井田市街地へのR-33に入り、100m先の左折道との
分岐。群馬県内でただ一つのレア物。周囲は厳重にガードされ
ていて如何にも重要という雰囲気。



本体は一等三角点より遥かに大型。



傍のこのプレートの下には「地中標」が予備として在るそうだ。




(5)一等水準点 532 N-36-18-48 E-138-48-06 280.41m



R-33を西進して仲町公会堂の車庫の中で発見。
鉄の蓋つきで中に堂々たる一等水準点。





(6)二等 点名・千手山 N-36-19-08-9 E-138-48-00-5



序に探した道路水準点18-022が空振りだつたので郵便局の
脇から北上。途中に松井田八幡宮。



ここは村社ということだか1197年に源頼朝が参詣したとの
記録もある古い神社。杉木立の中の石段が時代を感じさせる。



鳥居を潜ると左側に大型の庚申塔が並ぶ。



県の指定文化財となった所以は本殿の「三間社・流造り・銅板葺き」
らしいが横から見ると三つの社殿が繋がっているのが分かる。



社殿裏のこの石垣の作りも特長とか。



境内には神仏混合の名残か?六角堂。中はこんな具合。



狛犬に挨拶をして神社を辞し、北上してR-18を潜って
山手への蛇行道。



暫くで右の土手上に高梨子配水池の脇に駐車。



目指すは裏のこの山だ。



配水池の裏の斜面を登って稜線。何となく踏み跡があり
こんなテープ。縦走ルートにでもなっているんだろうか?



やや傾斜のきつい尾根を辿るとリンゴの実と通称する
木の実が完熟模様。



山頂で難なく三角点発見。但し最初は囲み石と間違えて
落ち葉を掘ろうとしたほど紛らわしい。






(7)四等 点名・二本杉 N-36-17-57-6 E-138-47-33-9 339.51m



大きく戻って松井田駅の脇を南下して高速を潜りこの看板の
近くに駐車。虻田など遥か彼方なのにこんな所まで看板
付けるのか。



西への細道を辿ったら現地は新規造成の広大な畑地。
こんな所は先ず駄目との感触。果たして農作業中の人に
聞いたら、先日も探しに来た人が居たが見つからなかったと。



結局、空振りで本日はTHE END。


ミクシイは此方から

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