クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

群馬洋蘭展・藤岡 H-30- 3-18

2018-03-20 04:52:55 | 高崎・甘楽・藤岡方面

今年も早くも春の彼岸がやって来たので天気の良い18日の
彼岸の入りに東京からの来客共々、墓参りを済ませ帰路に
一寸回り道をして「ららん藤岡」で開催中の「群馬洋蘭展」
を鑑賞してきた。

今年の彼岸の中日となる春分の日は21日、確か去年は20日だったと
記憶するので調べたら春分の日は前年の2月に国立天文台が「暦要項」という
日本の公式の暦で推算した「春分の日」を決めているらしい。
昼と夜の長さがほぼ同じになる日だと昔から認識していたが
実際は昼の時間の方がやや長いのだ。ここ、群馬県高崎なら今年の
春分の日の昼の時間は12時間10分、北海道札幌は12時間12分、南の
沖縄那覇は12時間9分という具合だ。

何故に春分期間に墓参り?
仏教では、ご先祖さまのいる世界の極楽を「彼岸(ひがん)、現世の
この世界を「此岸(しがん)」といい、「彼岸」は、西に位置し、
「此岸」は、東に位置するとされている。3月の春分の日と9月の
秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸が
もっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養を
するようになったーーーーというのが一般的解釈。
しかし、彼岸の行事は日本独自のものらしく大元のインドや中国の仏教に
はないというから不思議な話。ある学者は「元は日本古来の土俗的な
祖霊信仰が起源で仏教語の彼岸は後から結びついたもの」と云うが
仏教の公伝が538年、直ぐに蘇我と物部の激烈な崇仏論争も起き
ずつと時代を経て最澄が天台宗を持って、空海が真言宗を携えて
帰朝した806年前後のこの期間に日本で初めて彼岸会(ヒガンエ)が
行われたと記録にあるそうだから仏教由来と思って良いんではないかな。

長い前置きになってしまったが洋蘭の様子は
こちらから。愛好者で混雑し一々花名を確認するのも憚れたので
花の羅列だけ。
(5分を越える長さがあるので途中で止めるには
画面左下の縦二本棒をクリック、再開するには止めているときに
左下に現れる右向き矢印をクリックしてください。)

群馬洋蘭展藤岡



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