クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

鏑川白鳥給餌風景 H-31- 1-13

2019-01-14 06:42:51 | 高崎・甘楽・藤岡方面

今日の晴れは裏日本の雪が小康状態なのか夕刻近くまで完璧に安定。
そこで再び鏑川の白鳥飛来地に遊びに行ってきた。
目的は「夕日を浴びる白鳥」の水面に投影される影が黄金色に
輝くところを撮りたいから。
下の写真は数年前に偶然捉えた画像だが距離に見合わないコンデジの
画像は何ともピンボケ。もう少しましな画像が狙い。



結果はyoutubeの様に又もや失敗。ややピントは合っている様だが
肝心の黄金の影は撮れていない。腕の悪さを棚に上げで原因を
考えたら川風による波立ちのせいだ。水面が鏡の様とまでは
ならなくても今日みたいにさざ波が立っていれば影は崩れるからだ。

夕日を浴びる白鳥


最近は「白鳥を守る会」の箕輪会長さんの解説を聞く機会も増えたので
白鳥の識別が判るようになった筈だがそれも「何となく」のレベルで
遊泳しているオオハクチョウとコハクチョウの個体別区別は分からない。
嘴の黄色が多いのがオオハクチョウ、黒い部分が多いのがコハクチョウと
教わって入るが体形の差が10%なので難しい。

目の前に寄って来たこれは何となく「幼鳥」としているが本当に
「幼鳥」なのか、それとも「亜成鳥」なのか?爺イには説明は出来ない。



資料によると
「オオハクチョウの繁殖地はシベリア大陸の北緯50度以北のタイガー地帯、
コハクチョウはさらに北極寄りの北緯60度以北のツンドラ地帯。そこで、
五月中旬ころから3~6個の卵を産み、約40日間で孵化、ヒナは親鳥に
見守られ、 水中の藻類やプランクトンなどを摂取しながら急速に成長し、
9月末から10月初旬にかけて、「ヒナ」として日本各地の越冬地をめざし
南下を始め、北極に近い東シベリアから、カムチャッカ、北海道、東北地方
の日本海側ぞいに4000kmを 一ヶ月近くかけて飛んできて更に表日本にも
達する。シベリア極東北部で生まれた「ヒナ」は先ず日本に飛来、
「幼鳥」として越冬してシベリアに帰り、繁殖地で越夏して2度目の越冬の
ため日本に飛来すると「亜成鳥」、日本で越冬をしてからシベリアに帰ると
漸く成鳥となる。つまり、繁殖地と越冬地を2回往復して成鳥になる」
ーーとのこと。


今日は会長さんに稀に見られるアメリカコハクチョウを教えてもらった。
この種は北アメリカ北部で繁殖するのだが日本へはごく少数が冬鳥と
してコハクチョウの群れに混じって渡来するそうだ。嘴の黄色が殆どなく
一見では真っ黒の嘴に見えるが群れから離れてポツンと独りぼっち。



序の事に給餌の様子を動画に撮った。なんとも平和な状況だが
それでも時折激しく喧嘩する。
性格は縄張り意識が強くヒナをかなり強固に守る習性があると
聞くのでそのためかな。

鏑川白鳥給餌風景




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