クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

スルス岩から旭岳周回(1) H-22-6-24

2010-06-25 07:49:34 | 榛名湖周辺
R-28(高崎・東吾妻線)の黒岩下から発してスルス峠に登り
関東ふれ合いの道を西進して榛名旭岳、そして県道2K歩いて
帰ってくると言う周回に出掛けた。好天・低湿度との予報に
展望を期待して。

未だ、一台も無い黒岩下に路傍駐車してから約200m下って
何時もの鷹ノ巣林道に入る。ガードレールに「ガラメキ」の
落書き、秘湯マニアの悪戯か?



正面には相変わらず威風堂々の相馬山(9.30)。



左手を見上げればクライミングで名高い黒岩の岸壁、天気が良いのに
誰も取り付いていないらしい。



6分程で旧黒岩キャンプ場ゲートで左折してダラダラ登り、



途中には木苺が沢山実をつけている。見た所は可愛いがこの茎の
棘には何時も苦労させられる或る意味ではヤブ派の天敵。



10数分で榛名白川右岸への分岐に出会うが、寄り道のため
直進。舗装の切れたところが旧黒岩キャンプ場跡、直ぐに
左折して踏み跡を辿り「黒岩の風穴」。1908-1920年頃、蚕種を冷蔵する
ために稼動していた会社の天然冷蔵庫跡。年間4℃。



造りは平石の矢羽状積みで2mの竪穴式。矢羽状の石垣はこんな
形で残っている。



林道に戻って目印で分岐を東に下る(9.58)。



水無しの小さな崩落沢を越えて榛名白川に沿って右岸を登る。



15分程で一寸分かり難いこんな古目印で右下の沢に下りると
デ・レーケの石積み堰堤。





正式名は「夕日河原四号堰堤」。1881年からの工事で県内残存8基
の一つ(10.15)。





右手の崖には下手に踏み跡、そこを這い登って笹原の稜線を北上。



途中は雑木林の樹葉が濃くて周囲は緑の一色、一瞬だけ左手に
突起岩を持つ山塊が目に入るが三ツ峰の東面かも知れない。



この目印で左からの作業道跡と合流。この道跡を下れば堰堤上に
出られるが物凄い藪道なので推奨はしかねる。



左手の文字不明の道標をみて右折して尾根の乗り換え。似たような
林間をダラダラ登り。このマークの丁字路は左折。直進は唯の
落ち葉の堆積した水路で道形に見えるだけ。右折は未踏で不明。



山腹をまきながら進むと右に炭焼き窯跡。



僅かの距離で幅の広い空沢を渡って



対岸の深くなった笹原へ。



もう少なくても8年前から残っている古靴下のマーク。
序の事に左の原に寄り道して「右京の無駄掘り」の様子を見てくる。



少し先のこの黄色看板、文字は消えているが確か火の用心だつたか。



この反対側の笹原の突入すると赤テープ



最近付けられた細道に出会う。
辿って行くと無駄掘り跡、爺イの看板は既に朽ち果てているが
新規に標識。



裏には説明も。看板の泣き掘りとはピンと来ないが。



掘りかけの穴の中はこんな感じだが数十㍍で止まっている。





右京の無駄掘りは此方から

ここから西へも道が付けられているので一寸探検。10分程で
行き止まり、前面も険しくて登れずに引き返す(11.40)。



登山道に戻ってこの朽木から傾斜は増す。



急登をこなして何時もより左目に登り上げて
この看板の処で峠着(12.03)。ここは関東ふれ合いの道で
東へ僅かで相馬山登山口。



スルス岩の頭が見えた。



再び、この道標に釣られて仙人窟に寄り道。



小野関三太夫の雨乞い線刻彫り。



左に仏像一体。



洞窟内で石像とツーショットの爺イ。



展望を求めてスルス岩に登ろうとしたが途中の展望場所から
この岸壁を見あげた時、クラッと来て何となく怖くなって今回は
取りやめ(12.19)。



次ページに続く

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