クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

鷹ノ巣三山 R- 4-12- 2

2022-12-03 17:15:15 | 榛名山麓
早朝からのサッカー観戦、勝つ見込みは無いにしても
せめて引き分けで一次リーグ突破の可能性をドイツの
最終戦に託したいと思っていたのがまさかの逆転勝利で
夢の様な首位通過。長生きしてると良いものを
見られるな。
寝不足も忘れて浮かれたままで今日も榛名山麓へ。
前回がらみで鷹ノ巣連山と出来れば表口碑脇から
発していると聞くスルス古道が鷹ノ巣付近を
クロスしている所を見たいーーと。

r-28のカーブ19の幅広部分に路傍駐車して
黒岩を見上げながら出発。(9.05)



崩落個所の迂回は先日見た防災壁上の道を試す。
旧キャンプ場ゲート前を通過して左旋回角に
目印とぶら下がった細ロープ。



崖上に登ると防災壁すれすれに細道が出来ていた。
満遍なくつけられた目印も。



直ぐに崩落現場の真上を通過、道は細くて崖っぷちなので
横ブレ・フラツキ癖のある爺イにとっては快適ではない。



オマケに雑木の小枝の張り出しが多くて払い除けも
面倒だ。やっぱり何時ものルートが爺イ向き。



やがて迂回路は終了して崩落ザレ場を利用した
ロープで林道に降り立つ。
使い慣れた出口から僅か5mの位置。



第一の渓流渡りは堰堤下に岩が多いのてそちらから。



林道が南進する角に何時も見過ごす表示板。
「この道は治山工事用道路」と書いてある。
それでは今後は「鷹ノ巣林道(仮称)」と書くのは
止めて鷹ノ巣治山工事道路としようかな。



慣れ親しんだ鷹ノ巣西登山口から林間に入る。(9.37)
薄暗い林間を東に進み鷹ノ巣山の裾に達したら
山麓を時計回りに北に歩き、左に現れる大きな
窪の左岸に沿って北東に向かえば簡単に鷹ノ巣と
第二峰との鞍部に出られるーーの筈だったが
窪の対岸に踏み跡のようなものを見たので何時もの
悪い癖で何処に向かうのか確かめに掛かってしまった。
結果は踏み跡などすぐに消えて迷走し時間をかけて
漸く稜線が見える処迄復帰。



鞍部はその先にある。何と入口からここまで約50分
も費やした。(10.29)



右は鷹ノ巣の北西面への尾根だが数度挑戦したが
余りの急峻で爺イの度胸の範囲を超えているので
未だにルートを見つけられていない。
それが出来てないと三山縦走は不能なんだ。



西を見ると巨大な山塊。但しこれは第二峰本体ではなく
手前の大コブ。よく言えば前峰の様な物。ここで
六本爪の軽アイゼン装着。落葉の堆積が厚くその下は
軽石交じりで何時もの四本爪では歯が立たないから。



最初だけ踏み跡があるが直ぐに落葉で隠され
痕跡は消える。やや右手の岩体の直登は無理なので
左から回り込み。



下からの画像では良く分からないが傾斜は強烈。



回り込んでコブ上に来るとこんなもので
拍子抜け。但し東端の切れ込みは凄い。(11.02)



東を見ると鷹ノ巣山が黒い姿。



肝心の第二峰が前方に見える。



近ずくと尾根から直登 は何とも嫌らしい様子で
臆病な爺イは後ろから回り込みにする。



とは言っても周り始めもルート取りにやや苦戦。



慎重に歩いて後ろから頂上へ。



これが山頂?と言いたくなる小さな岩突起だ。
(11.18)



再び鷹ノ巣を眺める。前峰は木立の下で見えない。



西に向いて第三峰に向かう。



距離は短く直ぐに直下に近づく。



手前にこのコースで初めての目印。ここは第二と
第三の鞍部だから話しを聞いた峠道とのクロス?
と思って周囲を観察するもその気配はない。



これが第三峰。第二と大して変わらぬ岩峰だ。
(11.23)



峠道のクロスを探して稜線を降りながら西へ。
こんな尾根を相当下っても何もない。
まして前方に山は見えないから鞍部が無い。
すると鞍部と云うより西の山裾かな?
そこまで下ると登り返しが大変だから本日は
打ち切って引き返し。矢張り表口標柱から
やり直そう。



途中にこんな可憐な花。葉が無いから若しかすると
アカヤシオ? まさかね。(11.36)



再び第二に戻り休憩と軽食。(11.46)



そして恒例の本日の爺イ。後ろは相馬山。



後は急降を尻をつきながら慎重に下り
何とか無事に最初の鷹ノ巣西鞍部着。(12.28)



林間の下りはでは目印があったので斜面を
トラバース気味に回り途中から林道を目指して
西南への勝手なルート。



林道着は(12.47)



ゲート前を通過して(13.23)



相馬山に迎えられて(13.35)に県道着。



帰宅後、今昔マップで確認したら確かに第三峰の西鞍部に
表口標柱対岸からの古道が認識できた。
先日、もう少し我慢してあと数十メートル下れば到達できたのにと
後悔しきり。もう一度やり直しをするが三山縦走は危険なので
鷹ノ巣林道回り込みは距離はあるが急登の苦労は無いから標柱側から。
若しクロス地点を発見できればそこがスルスへの道と黒岩風穴への
古道の分岐だからそこに立ってみたい。今冬はこの辺が中心に
なるかな? 冬季でもカーブ19辺りは道路凍結はないだろうから
ノーマルタイヤのボロ車でも行けるだろう。





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