榛名周辺のツツジ開花の様子の偵察にと思って烏帽子ヶ岳から鬢櫛を
一回りのつもり。
126号線で榛名湖に向かうが1000㍍地帯では未だ新緑には程遠く
若芽がほんの少しの程度。当然ツツジなどお呼びではない。
湖畔周回路を北に回り吾妻への分岐の先のこの看板付近に駐車(10.11)。
取敢えず「泉沢林道」繋がる乗り越しを目指して遊歩道を北上。この峠は
鬢櫛・烏帽子間にある二つの峠のうち鬢櫛に近い西の峠。
歩き出すと早々に崩れかかった木橋に遭遇、何とかならないものかな?
上から林間学校に来ているという中学生の団体、元気の良い挨拶をするのは
良いが多勢に無勢、こっちの身にもなって呉れ!
途中には分岐もあるが、こんな目印に従って堰堤を右に見てダラダラ登り。
漸く乗り越し地点、表示板と懐かしい錆だらけのパイプのベンチ(10.34)。
直ぐに東の乗り越しに向うが高原の道の雰囲気で気分爽快な平坦な道。
約180mで峠着、ここを北進すれば「さるかけ橋」の見物がてら
1246m峰から右は三角点・烏帽子、左で梓山に行く爺イお薦めのコース。
「烏帽子山頂へ」の道標に送られて後期高齢者には一寸辛い急登覚悟の登山開始。
僅かの距離で一対の石造りのコンコン様、これを過ぎると俄然傾斜は厳しい。
目印テープを見ながら岩場はやや左寄りに抜けていく。やがて加護丸稲荷の
赤鳥居、300山の解説に依れば富岡の西上州健康会の奉納とか。
少しの区間、ロープの御世話になって笹原に出て南に向かうと二枚の標識。
裏に99-11-27 カワサキの書きこみ。
そのうち一枚の木製は古くて全く字が消えている(11.25)。
付近には道標がバラパラになって散乱していたが標高点標柱の類は無し。
ここの展望は全く駄目なので約80m程南の露岩のある展望台へ。
ここでは北方面を除いては素晴らしい眺め、だが今日は霞みで写真にならず。
左下に蛇ヶ岳、正面には露岩越しに榛名富士。
直ぐ下には榛名温泉らしき建屋群
湖を隔てて雄岳・相馬山・スルス岩・天目山・氷室山、その先にも幾重にも
山隗が重なっている。秋から冬にかけてなら絶景だろう。
さて今度はこの烏帽子の頂上台地北端の探索にかかる。展望台から
頂上標識のところに戻りそのままやや下りで北進、笹原は直ぐに消えて
こんな落ち葉一杯の巾広い台地、
約200m弱で断崖の上、此の岩の先が北の突端。とても登ってこられる所ではない。
再び登り返して下山に掛かるがこれから行く鬢櫛のなだらかな姿が見える。
よくも登れたなと思うほどの凄い急降は岩場の為に登りよりよっぽど神経を
使う羽目に。水沢山観音コースの比ではないくらい(12.05)。
何とか無事に下りて再び西の峠で一休み(12.25)。
道標には30分と書いてあるが爺イは確実に40分超である。
鬢櫛への道はハッキリした踏み跡がある。かつては雑木林を適当にジグザグで
登った記憶があるが、今は途中にこんなリボンも多数付けられ道もよい。
前面のコブへの途中で振り返って烏帽子ヶ岳。
フウフウ言いながら露岩で稜線に到達(12.52)、あと200m。
露岩左脇を抜けて笹原を南に周り込みながら頂上着。標識は爺イのも含めて
2枚健在だったが古くからあつたローマ字のものは残骸すら見当らない。
昼食・休憩。本日の爺イ(13.09-13.32)。
擦れた文字を修復。
ゆっくり休んで西南へ乗り越し開始。笹原の薄い踏み跡と時折の目印を
頼りに尾根の1本下り。
湖畔のオレンジ色の屋根が左の樹間から見えた所に小ピーク。
ここから予期しなかった狭い岩尾根の急降に吃驚。突端の岩場でドン詰まり
万事休すと思ったら左下にテープがあつて迂回路に気付く。
傾斜は変わらず厳しい下りだが途中で硯岩の珍しい東面が見えた。
やっと平坦地に来ると向きは西へ、膝までの笹原になると、何と奇麗に
刈り払われている。
かってはここで進路が判らなくなったものだが、今は全然違って安心して
道なりに進む。やや無駄のような迂回道を進むと腐って殆ど原型を
とどめない木段で無理無く28号線に降り立つ(14.05)。
車道の斜め向いには別荘地専用道路も見えるので300山の解説そのまま。
さて、今日のお遊びはもう一つ、車道をそのまま下って国民宿舎方面に
行かずに道が大きく右旋回する所から山手に入って最短距離で駐車場所に
帰着する積もり。掃部ヶ岳と硯岩は居鞍からの縦走にとっておく。
ここは県道の最高点なので下りを楽々と約200m程湖畔に向い、右カーブの
ガードレールが出てきた所の左手を観察、すると何と言う幸運、
小沢の先に林道発見。短足で無理してガードレールを跨ぎ、藪を掻き分けて
林道に入ると荒れてはいるが確実に湖畔方面に降りている。
あとはのんびり下るだけ、予想通りに駐車場所から50m西の湖畔着。
植えこまれたラッパ水仙を見ながら本日の周回も無事終了(14.28)
自宅からの往復走行距離60k、129円/Lだから安いものだ。
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一回りのつもり。
126号線で榛名湖に向かうが1000㍍地帯では未だ新緑には程遠く
若芽がほんの少しの程度。当然ツツジなどお呼びではない。
湖畔周回路を北に回り吾妻への分岐の先のこの看板付近に駐車(10.11)。
取敢えず「泉沢林道」繋がる乗り越しを目指して遊歩道を北上。この峠は
鬢櫛・烏帽子間にある二つの峠のうち鬢櫛に近い西の峠。
歩き出すと早々に崩れかかった木橋に遭遇、何とかならないものかな?
上から林間学校に来ているという中学生の団体、元気の良い挨拶をするのは
良いが多勢に無勢、こっちの身にもなって呉れ!
途中には分岐もあるが、こんな目印に従って堰堤を右に見てダラダラ登り。
漸く乗り越し地点、表示板と懐かしい錆だらけのパイプのベンチ(10.34)。
直ぐに東の乗り越しに向うが高原の道の雰囲気で気分爽快な平坦な道。
約180mで峠着、ここを北進すれば「さるかけ橋」の見物がてら
1246m峰から右は三角点・烏帽子、左で梓山に行く爺イお薦めのコース。
「烏帽子山頂へ」の道標に送られて後期高齢者には一寸辛い急登覚悟の登山開始。
僅かの距離で一対の石造りのコンコン様、これを過ぎると俄然傾斜は厳しい。
目印テープを見ながら岩場はやや左寄りに抜けていく。やがて加護丸稲荷の
赤鳥居、300山の解説に依れば富岡の西上州健康会の奉納とか。
少しの区間、ロープの御世話になって笹原に出て南に向かうと二枚の標識。
裏に99-11-27 カワサキの書きこみ。
そのうち一枚の木製は古くて全く字が消えている(11.25)。
付近には道標がバラパラになって散乱していたが標高点標柱の類は無し。
ここの展望は全く駄目なので約80m程南の露岩のある展望台へ。
ここでは北方面を除いては素晴らしい眺め、だが今日は霞みで写真にならず。
左下に蛇ヶ岳、正面には露岩越しに榛名富士。
直ぐ下には榛名温泉らしき建屋群
湖を隔てて雄岳・相馬山・スルス岩・天目山・氷室山、その先にも幾重にも
山隗が重なっている。秋から冬にかけてなら絶景だろう。
さて今度はこの烏帽子の頂上台地北端の探索にかかる。展望台から
頂上標識のところに戻りそのままやや下りで北進、笹原は直ぐに消えて
こんな落ち葉一杯の巾広い台地、
約200m弱で断崖の上、此の岩の先が北の突端。とても登ってこられる所ではない。
再び登り返して下山に掛かるがこれから行く鬢櫛のなだらかな姿が見える。
よくも登れたなと思うほどの凄い急降は岩場の為に登りよりよっぽど神経を
使う羽目に。水沢山観音コースの比ではないくらい(12.05)。
何とか無事に下りて再び西の峠で一休み(12.25)。
道標には30分と書いてあるが爺イは確実に40分超である。
鬢櫛への道はハッキリした踏み跡がある。かつては雑木林を適当にジグザグで
登った記憶があるが、今は途中にこんなリボンも多数付けられ道もよい。
前面のコブへの途中で振り返って烏帽子ヶ岳。
フウフウ言いながら露岩で稜線に到達(12.52)、あと200m。
露岩左脇を抜けて笹原を南に周り込みながら頂上着。標識は爺イのも含めて
2枚健在だったが古くからあつたローマ字のものは残骸すら見当らない。
昼食・休憩。本日の爺イ(13.09-13.32)。
擦れた文字を修復。
ゆっくり休んで西南へ乗り越し開始。笹原の薄い踏み跡と時折の目印を
頼りに尾根の1本下り。
湖畔のオレンジ色の屋根が左の樹間から見えた所に小ピーク。
ここから予期しなかった狭い岩尾根の急降に吃驚。突端の岩場でドン詰まり
万事休すと思ったら左下にテープがあつて迂回路に気付く。
傾斜は変わらず厳しい下りだが途中で硯岩の珍しい東面が見えた。
やっと平坦地に来ると向きは西へ、膝までの笹原になると、何と奇麗に
刈り払われている。
かってはここで進路が判らなくなったものだが、今は全然違って安心して
道なりに進む。やや無駄のような迂回道を進むと腐って殆ど原型を
とどめない木段で無理無く28号線に降り立つ(14.05)。
車道の斜め向いには別荘地専用道路も見えるので300山の解説そのまま。
さて、今日のお遊びはもう一つ、車道をそのまま下って国民宿舎方面に
行かずに道が大きく右旋回する所から山手に入って最短距離で駐車場所に
帰着する積もり。掃部ヶ岳と硯岩は居鞍からの縦走にとっておく。
ここは県道の最高点なので下りを楽々と約200m程湖畔に向い、右カーブの
ガードレールが出てきた所の左手を観察、すると何と言う幸運、
小沢の先に林道発見。短足で無理してガードレールを跨ぎ、藪を掻き分けて
林道に入ると荒れてはいるが確実に湖畔方面に降りている。
あとはのんびり下るだけ、予想通りに駐車場所から50m西の湖畔着。
植えこまれたラッパ水仙を見ながら本日の周回も無事終了(14.28)
自宅からの往復走行距離60k、129円/Lだから安いものだ。
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