クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名神社から天目山周回(2)

2010-06-18 09:38:30 | 榛名山麓
天目山からふれあいの道と分かれて南への稜線を等高線20本急降、
最初は踏み跡もあるが中盤からズルズルの笹尾根。



通称・湯ノ沢峠、表示物はもう此れだけ。天目山の南登山口を
示したものだった。間もなく土に返るだろう。



神社への下りを見ると様子が変だ。峠道をショートカットする
窪が崩落で蟻地獄の様なすり鉢状ザラ場になっている。



ここは榛名川支流の其の又の枝沢で暫くは水は少ない。



やがて北からの水量が多い支流をあわせると小滝も出来る。



地形図には破線が描かれているが、荒れ沢で道形は皆無。
右岸・左岸、時には沢をジャブジャブと適当に渡り歩く。途中に
まん丸の岩、樹木が張り付いている。下り始めて既に40分。



中州には岩に生えたこんな樹木が周りを削られても何とか頑張っている。



やがて巨岩の多い地点で左にカーブ、





暫くは左岸の草地を歩く。



古い堰堤を右から乗り越えて



崖を降りたら直ぐ対岸の左岸に移る。振り返ると立派なもの。



その後も河原の様子は大して変わりなし。



峠から1時間半の沢下りで漸く往路の分岐着、



暫く進んで関の先で榛名神社の裏口から入つて神社へ。



僅かの石段登りで本殿脇の「お姿岩」。御神体はここに祀られており



岩に接続して権現造りの社殿。



お参りして下山にかかると双龍門と鉾岩。門は1855年の四脚門、
龍の彫り物があるのがその名の由来、鉾岩は又の名をローソク岩。



信玄の箕輪攻めの伝承が残る矢立杉。千年とも五百年とも言われる。
「矢立」とは戦国時代などの武将が戦勝祈願の為に境内の巨木に
矢を射たてた事によるらしい。



三重の塔の「神宝殿」。1869年作の高さ30m、廃仏運動の中で
生き残り、神社に現存するものとしては県内唯一。



青銅二の鳥居の外にこんな巨大碑。神社のものではないらしく
何かの宗教上のものらしい。救世主(雄九龍神)とセットらしいが
余計な詮索はしないほうが無難。



その他、色々と見物して駐車場所に着いたのが15.30。
全工程5時間40分で13.400歩のハイキングだつた。



ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上野原林道から船尾滝 (1) ... | トップ | 榛名神社から天目山周回(1) ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

榛名山麓」カテゴリの最新記事