榛名神社発の天目山周回、三年前に続いて二回目の試み。
神社付近の駐車では土産物屋に入れて何も買わないのは
拙いのでそれを避けて神社用無料駐車場(9.52)。
懐かしい天狗山・鏡台山への分岐道標を過ぎると
貫禄のある随神門、元の名は「仁王門」。かっては運慶作の
仁王像が安置されていたそうだが、明治初期の神仏分離令に
よつて随神像に変更させられたそうな。
目立たないが参道の水琴窟が面白い。二本の竹筒の一方に
耳をあて、もう一方に柄杓で水を流すと何とも優雅な音がする。
樹間から滝、若しかすると「瓶子滝」?
噂の小野関三太夫の雨乞いの龍、立て看板から見て二番目の岩
彫が薄くてよく見えない。
参道途中から右に分かれて進むと「榛名山番所跡」、信州に
向かう大戸通りの裏往還通行の取締りで1631-1869間の稼動。
其の先に1955年建設の高さ17m、練石積の堰堤。この形式は
県内で五基のみだそうだ。
堰堤の左を抜けると関東ふれあいの道の分岐道標が草の中に(10.42)。
周囲の樹葉は緑で溢れ、名物の九折(つづら)岩も頭だけ。
ここに流れる川は榛名川の支流、帰途にはこの川を
下ってくることになる。
一旦、沢から離れて山腹の快適な山道の途中に「常滑の滝」、岩盤上を
滑り降りる所謂「滑(なめ)滝」だが足場が悪くて近寄れず。
登山道は大体こんな感じで整備されている。
分岐、左は200MでR-33の神社裏バス停、行く手は右の下り木枠段。
このコース唯一の「丁目石」、正面に「二十二丁」の彫りが
読めるが両側面の文字は判読不能。噂では某製薬会社が設置
したもので「あせしらず」と彫られている筈とか。
終着も近くなった頃、静かな林間の小道の筈だった場所が一変。
原因は小沢に複数建設された堰堤。平成21年とあるから出来立て。
周辺の風情ある登山道は無残にもこんなダンプ道に変貌。
なんとか湖畔の天神峠から200mほど登った広場に到着(11.36)。
叢に「みちしるべ」、「右いかほ 左あがつま 善光寺道」
案内板が修復されて新品同様。
一息入れて氷室山への360段の木段をゆっくり上る。
樹間から掃部ヶ岳と硯岩。周囲が見えるのはここだけかな。
氷室到着は出発から2時間18分。山名は柱に薄い墨書。
天目山に向かって急降し再び登り返すと中盤の曲がりに宮標石。
道はダラダラ登りでこんなところが続く。
ちらっと烏帽子ヶ岳。
木枠段から頂上が見えてほっとする。
天目山到着(13.03)。
頂上広場の真ん中に本日二つ目の宮標石。
地籍三角点の表示はあるが本体の杭はなし。
最近、多く見られる「すかいさん」の標識、古い標識も国土院
地形図も1303mなのに一人で逆らって1302m。
誰も居ない天目山で昼食中の爺イ。「ゴミは持って帰りましょう」つて
ゴミとはオレの事かいな。
次ページに続く
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拙いのでそれを避けて神社用無料駐車場(9.52)。
懐かしい天狗山・鏡台山への分岐道標を過ぎると
貫禄のある随神門、元の名は「仁王門」。かっては運慶作の
仁王像が安置されていたそうだが、明治初期の神仏分離令に
よつて随神像に変更させられたそうな。
目立たないが参道の水琴窟が面白い。二本の竹筒の一方に
耳をあて、もう一方に柄杓で水を流すと何とも優雅な音がする。
樹間から滝、若しかすると「瓶子滝」?
噂の小野関三太夫の雨乞いの龍、立て看板から見て二番目の岩
彫が薄くてよく見えない。
参道途中から右に分かれて進むと「榛名山番所跡」、信州に
向かう大戸通りの裏往還通行の取締りで1631-1869間の稼動。
其の先に1955年建設の高さ17m、練石積の堰堤。この形式は
県内で五基のみだそうだ。
堰堤の左を抜けると関東ふれあいの道の分岐道標が草の中に(10.42)。
周囲の樹葉は緑で溢れ、名物の九折(つづら)岩も頭だけ。
ここに流れる川は榛名川の支流、帰途にはこの川を
下ってくることになる。
一旦、沢から離れて山腹の快適な山道の途中に「常滑の滝」、岩盤上を
滑り降りる所謂「滑(なめ)滝」だが足場が悪くて近寄れず。
登山道は大体こんな感じで整備されている。
分岐、左は200MでR-33の神社裏バス停、行く手は右の下り木枠段。
このコース唯一の「丁目石」、正面に「二十二丁」の彫りが
読めるが両側面の文字は判読不能。噂では某製薬会社が設置
したもので「あせしらず」と彫られている筈とか。
終着も近くなった頃、静かな林間の小道の筈だった場所が一変。
原因は小沢に複数建設された堰堤。平成21年とあるから出来立て。
周辺の風情ある登山道は無残にもこんなダンプ道に変貌。
なんとか湖畔の天神峠から200mほど登った広場に到着(11.36)。
叢に「みちしるべ」、「右いかほ 左あがつま 善光寺道」
案内板が修復されて新品同様。
一息入れて氷室山への360段の木段をゆっくり上る。
樹間から掃部ヶ岳と硯岩。周囲が見えるのはここだけかな。
氷室到着は出発から2時間18分。山名は柱に薄い墨書。
天目山に向かって急降し再び登り返すと中盤の曲がりに宮標石。
道はダラダラ登りでこんなところが続く。
ちらっと烏帽子ヶ岳。
木枠段から頂上が見えてほっとする。
天目山到着(13.03)。
頂上広場の真ん中に本日二つ目の宮標石。
地籍三角点の表示はあるが本体の杭はなし。
最近、多く見られる「すかいさん」の標識、古い標識も国土院
地形図も1303mなのに一人で逆らって1302m。
誰も居ない天目山で昼食中の爺イ。「ゴミは持って帰りましょう」つて
ゴミとはオレの事かいな。
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