クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

下仁田アジサイ園 R- 4- 6-13

2022-06-13 20:07:50 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
今日は下仁田町馬山にある「下仁田アジサイ園」訪問。
kamehanaさんの記事で未だ咲き始めとは承知しているが
今週の晴れ間は今日だけの予報が出てるので偵察気分。

解説によると下仁田町の東の玄関口に位置するこの
アジサイ園は、2004年から町が中心となり、紫陽花苗木
の植栽に着手。それを引き継ぐ形で、地域有志を中心に
「紫陽花を育てる会」が2006年に発足し、2万株の
保育管理を行っているというから比較的新しい。

現地へ着くと何人もの「育てる会」の方々が巧みに
訪問者の車を誘導してくれるので葉所探しに苦労なし。

丘の上に位置するのでかって爺イも登った山々が
良く見えるし注意深く眺めれば荒船山も遠望できる。




咲き具合は予想通りでブルーの手毬状の「ホンアジサイ」が
殆ど満開らしく数多く、次は開花していても色づき前で何色に
なるのか不明のものも多数でこれに次ぎ、あとは小規模な
手毬の赤とブルーのガクアジサイが少量づつ。



もう少し後になれば違った景観が展開されるだろうから
再訪し特に好きなブルーガクアジサイの絢爛さを満喫したい。

下仁田アジサイ園


蛇足
アジサイの赤、青、紫などの色のベースになるのは
「アントシアニン」という色素だそうだ。
このアントシアニンは通常は赤色なんだが、土壌から
溶け出してきたアルミニウムと反応すると、青色に
変化する。従って、アルミニウムをたくさん吸収した
アジサイは青色、しなかったものは赤色、その中間が
紫色になるーー。

アルミニウムが土壌から溶け出す量は、水の酸性度
によって決まるので酸性だとよく溶けて、中性~
アルカリ性だとあまり溶けないらしい。
従って、「土が吸収した水」が酸性=青色、中性=紫色、
アルカリ性=赤色のアジサイとなるわけだ。
他にも「赤紫」に近いアジサイはもう爺イの様に
老年のアジサイで、「白」のアジサイは生来
アントシアニンを持っていないため色が変化しない
可哀そうなアジサイと云う事になる。

街中でよく見かけるアジサイに青や紫が多いのは、
火山国であるため、酸性の土壌が圧倒的に多いから
と云う事をこの歳になって初めて知った爺イの
一日だった。長生きは三文の得?

ご来訪の序に下のバナーをポチッと。
登山・キャンプランキング
36勝31敗(06/12)現在 7ゲーム差 2位
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤堀花しょうぶ園 R- 4-... | トップ | 中之条ガーデンズ 満開のバラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

妙義・下仁田・富岡・南牧」カテゴリの最新記事