クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

梓山で神話の岩を見た H-17-11-25

2005-11-25 20:46:57 | 吾妻周辺
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先日の失敗に懲りて判り易いと言われる吾妻口から梓山を目指すことにした。伊香保国際裏から岡崎を通過して35号線を西進し、東村から吾妻町に入って直ぐに「泉沢へ」の看板を左折しセンターラインもある立派な道へ入る。道路標識は見当らないがこの道は「小泉・泉沢線」と言うらしい。道は蛇行しながらも泉沢川西岸を行き、間も無く一車線の狭い道、約5㌔で右急旋回する個所に左に南進する林道。轍の跡があるものの普通車では一寸無理なのでここに駐車して歩き始める。ここが泉沢林道の入り口。杉林の中を行くともう一度車道がクロスする四つ角に出るが其の侭直進。30分位で路傍の右手に十二社様の小さな社があり、其処から目指す梓山のトンガリ峰が遠望出来る。前回の失敗の教訓で兎に角、真横まで林道を行く積りであるが、頂上は前山に遮られて時々しか見えないので、判らないまでも大体の距離を測定し、あと2キロ弱と判断。
更に進むと自然に川の左岸に渡り、間も無く国有林のゲートで封鎖してある。ゲートを抜けると山間を縫って南に進む。十二社様から25分で大きな堰堤があり「吾妻森林管理署・あずさ荘」の看板がある作業小屋風の建物もある。東の山も尾根が垂れていたのでここから山に入り、兎に角山の上に出て単独峰の梓山の位置を確認する事にした。ここまで1時間弱。
道無しヤブ急登を30分で尾根のトップに着いてはっきり目標を確認、幸いにも尾根が東に向きを変えたが、大きな前山のような大コブがはだかった。ヤブは相変わらずで何の手も加わっていないし人の通過した痕跡も無い。大コブ二つは比較的楽に15分で突破したが、最後の鞍部に着いて見上げると、呆れるばかりの急登で尾根らしいものも無く円錐形のトンガリ山。勿論、登山道は無いが猪のドロ場と足跡らしき痕跡は多数あり、結構そこが歩き易い。藪を掻い潜り雑木に掴まり沢は四つん這いでと奮闘するもどうしても正面突破できずに山腹を北に廻りこんで尾根らしきところから頂上着。鞍部から1時間25分、通算休憩込み3時間10分。
この頂上は細長く最初は北から南へ。直ぐに湾曲して西から東、その東の突端に問題の三つの岩が数㍍置きに並んでいる。標識もないが妻石の上には石宮もあり夫々風格もあるので確かだろう。南を見ると烏帽子は遥か彼方でその間の右手前に1060峰、その先に先日登った1260峰。頂上標識も無いので独りポカリで乾杯(左写真)岩の写真を撮ってからの下山は急降で滑落二回もするが雑木に引っかかって指の少しの損傷で済んだ。先日の登山口からどの位下か?確めようとしたが既に午後四時近くになっていたので断念。薄暗い林道を墨絵の様に見える山並を見ながら小走りで下った。
岩の写真は次ページ、知ってる人、確認願います。
下山通算1時間37分、帰宅途は点燈走行。十二社様って十二神将の民間信仰かな?
自宅から走行距離往復85K。

十二社様付近からの梓山遠望

十二社様前で

登山口目印のあずさ荘


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