金鑽神社と御嶽山
県道13号は、高崎から鬼石・万場・神流等に行くとき、必ず通る道であるが藤岡市から鬼石に入って直ぐに淨法寺信号があり、八高線・児玉駅方面から国道462線が合流してくる。この信号を462側に左折し大きな神流橋で神流川を渡るともう其処は埼玉県神川町である。
この道を東に1.5㌔の大きく左に曲がる角の右側に巨大な石の鳥居がある。ここが金鑽神社であり、御嶽山の登山口となる。正月や祭礼などで特別に人の集まる時以外は車の規制がないので、車のままで鳥居を潜り清流公園の駐車場まで乗り入れ可能である。
この辺は上武自然公園の一角になっており、神社も由緒あるもので旧官幣中社となっている。
社伝に依ると日本武尊が東征の帰りに伊勢神宮から賜った「火鑽金(ヒキリカネ)」を拝殿向こうの山に納めて天照大神と素戔鳴尊を祭ったのが始まりとされ、927年に坂上田村麿、1051年に源義家が参拝した記録もあると言う武蔵の国・二ノ宮であるという。
境内に入ると直ぐに国重文指定の「多宝搭」があり少し先に拝殿がある。この神社には「本殿」なるものは無く、背後の山全体が御神体との事である。拝殿を過ぎると登りに掛かるが道は完璧に整備され、両側に句碑がずっと並ぶ「句碑の道」となる。登りの傾斜は結構きついが句碑を読みながら行くので疲れることはなく、南西に約400㍍で「鏡岩」に到着する。表面が鏡の様に磨かれた岩で説明によると、約九千年前の生成で岩断層活動に伴う摩擦のために出来た「紅鉄変石スレ肌」と言うそうである。ここを過ぎると道は南に折れ間も無く峠に到着。この峠は四つ角で直進は東回り下山路、左は岩山頂上、右は御嶽山頂上である。まず、御嶽山に向かうが雑木林を登っていくと僅かの距離で平坦な頂上に出る。周囲は雑木が繁り展望は全く無く、頂上標識の標柱が立っているだけであまり人は来ないようである。
再び峠に戻って岩山に向かうと石仏が多数置かれベンチも設置されている休憩広場に出る。左手を行くと「弁慶穴」なる洞窟もあり、右手から岩山頂上に行ける。ここはの展望は見事でこっちが頂上の雰囲気があり方位盤も置かれている。帰りは峠から菖蒲園への道を辿るが菖蒲園は季節はずれで荒れ放題の草原になっていた。管理されたくだり道を行き、再び句碑の道に合流し、清流公園の中の紅葉を堪能しながら駐車場へ。
近くに元三大師。
弁慶穴
石像並ぶ頂上下の広場
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県道13号は、高崎から鬼石・万場・神流等に行くとき、必ず通る道であるが藤岡市から鬼石に入って直ぐに淨法寺信号があり、八高線・児玉駅方面から国道462線が合流してくる。この信号を462側に左折し大きな神流橋で神流川を渡るともう其処は埼玉県神川町である。
この道を東に1.5㌔の大きく左に曲がる角の右側に巨大な石の鳥居がある。ここが金鑽神社であり、御嶽山の登山口となる。正月や祭礼などで特別に人の集まる時以外は車の規制がないので、車のままで鳥居を潜り清流公園の駐車場まで乗り入れ可能である。
この辺は上武自然公園の一角になっており、神社も由緒あるもので旧官幣中社となっている。
社伝に依ると日本武尊が東征の帰りに伊勢神宮から賜った「火鑽金(ヒキリカネ)」を拝殿向こうの山に納めて天照大神と素戔鳴尊を祭ったのが始まりとされ、927年に坂上田村麿、1051年に源義家が参拝した記録もあると言う武蔵の国・二ノ宮であるという。
境内に入ると直ぐに国重文指定の「多宝搭」があり少し先に拝殿がある。この神社には「本殿」なるものは無く、背後の山全体が御神体との事である。拝殿を過ぎると登りに掛かるが道は完璧に整備され、両側に句碑がずっと並ぶ「句碑の道」となる。登りの傾斜は結構きついが句碑を読みながら行くので疲れることはなく、南西に約400㍍で「鏡岩」に到着する。表面が鏡の様に磨かれた岩で説明によると、約九千年前の生成で岩断層活動に伴う摩擦のために出来た「紅鉄変石スレ肌」と言うそうである。ここを過ぎると道は南に折れ間も無く峠に到着。この峠は四つ角で直進は東回り下山路、左は岩山頂上、右は御嶽山頂上である。まず、御嶽山に向かうが雑木林を登っていくと僅かの距離で平坦な頂上に出る。周囲は雑木が繁り展望は全く無く、頂上標識の標柱が立っているだけであまり人は来ないようである。
再び峠に戻って岩山に向かうと石仏が多数置かれベンチも設置されている休憩広場に出る。左手を行くと「弁慶穴」なる洞窟もあり、右手から岩山頂上に行ける。ここはの展望は見事でこっちが頂上の雰囲気があり方位盤も置かれている。帰りは峠から菖蒲園への道を辿るが菖蒲園は季節はずれで荒れ放題の草原になっていた。管理されたくだり道を行き、再び句碑の道に合流し、清流公園の中の紅葉を堪能しながら駐車場へ。
近くに元三大師。
弁慶穴
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