教育落書き帳

教育とは何か…子どもの視点を尊重し、親、伴走者、市民の立場から語ります。子どもを語ることは未来への信頼と希望を語ること。

日本の歴史の勉強を現代から学ぶように組み換えてはどう?

2014年01月22日 | 学校教育
はぐれ雲に乗って…日々の雑感から20140122

▼宅配便の人が小包を持ってきた。会社名はサガワではない。コンシエル○○だとか。そう聞くと思い浮かべるのは「コンシェルジュ」というフランス語。ホテルでは客の要望に応じていろいろ手配してくれる大変有難い人だろうが、日本語にすると何だろう?「赤帽さん」?「便利屋さん」?「御用聞きさん」?秋葉原用語でいうならば、定めしメイドに対しての「執事」かな?この業界には、異業種が入り乱れていると言われるが、その凄まじさを実感する思いだ。

▼これは何も宅配業界だけに限るまい。時代の先端を象徴する業種はどこも「生き馬の目を抜く」状況だ。「男子三日会わざれば…」という諺があるが、年々歳々どころか日々変化し続けて止まない。スマホに「二年しばり」というのがあるが、大抵の製品は三年もするともう廃棄の対象だ。人々の生活もそれに振り回される

▼こういう時代だから、学校で教師が生徒に教えることと現実とのギャップも激しい。「学校知」が現実に対応しなくなって久しいが、そろそろ再考すべきかも。昔秀才と言われた「引きこもり」の人などを見てもそう思う。もしかして「ネットウヨ」等と言われる人にも多いかも。現実は多様であったり悲惨であったりしても、学校でつくられた自己の興味と関心だけに依拠する世界は余りにも画一的公式的である

歴史の勉強なども学校に従っていたら一向に戦後まで行かない(逆に避けているのかな?)。その結果、ろくに明治以降の日本の歴史を知らない連中が喚くことになる。ヘイトスピーチ等もその類だろう。そこで一つの提案。この際、歴史の勉強の手順を逆転させてはどうか。つまり、現代から学ぶのである。少なくとも明治以降の歴史を先にやってはどうか?そうすれば政治についても経済その他についてももっとまともな理解のもとに議論出来るようになるのではないか。

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