現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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漢語、日本語そして言語

2013-03-24 | 日記
正しいと言っていることをそれは正しいと言う、これは、たやすいことだ。 正しいと言っていることをそれは誤っていると言う、これは、むずかしいことだ。 誤っていると言っていることをそれは正しいという、これは、いさましいことだ。 誤っていると言っていることをそれは誤っているという、これはやさしいことだ。 その説明が誤っているということを言うのは、これは、なまやさしいことではない。 しかし、誤りだということを、その説明は誤っていると言って見ても、これは正しいと言えるわけではないので、そのやさしさは、もろ刃の剣にひとしい。 . . . 本文を読む

信号のない社会環境

2013-03-24 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 672 は、信号がないのが事故の温床 を、例題にしている。 温床 の意味のとらえ方が表現にあわないと説明をする。事故の温床 についていうなら、例題のように、一つだけのことでは温床を使わないとしているようだ。温床を、要因にかえるとよいとする。事故につながる信号のないことだけなら、要因だけで表現できるとし、それで、温床は多くの要因が関係しているからだ、と解説する。しかし、この表現が生まれた背景は、それほど単純なことではなさそうだ。 この例題の表現が用いられた、文脈、場面を切り離した、コラムの解説の取り上げ方になるだろう。事故の温床と言う使い方はよくするが、その事故が交通事故であり、死亡事故につながることがあるとすれば、それは重大事であり、その要因を絡み合った情況でとらえることが多い。 また、その温床が社会に広がり、信号がない悪い環境があり、信号が作られない状況を指摘しているなら、この表現にある事実の捉え方は要を得ていることになる。 . . . 本文を読む

復た、興すこと

2013-03-23 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 671 は、復興の真っ最中 を、例題にしている。 復興 の意味を、もとの状態に戻ったということ 元の状態に戻るまでの過程ではない と解説する。それで、真っ最中 と表すことができず、正しくするなら、復興への真っ最中 とすればよいと説明する。しかし、辞書を見るまでもなく、この説明は誤っている。高校球児の宣誓に、復興することへの願い、復興とは、また盛んにおこそうとすることでもある、その思いとしてしっかり受けとめるべきである . . . 本文を読む

1グラムにならない薬物

2013-03-22 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 655 は、薬物を所持したとして逮捕 を、例題にしている。として の用法について、説明は、代理として 断固として 退職するとして など、資格を言う 状態を表す 話題の転換 などを挙げる。所持したとして この用法については、理由を表す と言い、通常の用法とは異なるそうだ。ただ、彼を犯人とする のように、判断を表す用法の一種だとも解説するが、はたして、誤りはあるのか、ないのか。 . . . 本文を読む

よろしくお願いします

2013-03-22 | 日記
ありがとうございます。   アクセス数がこのようになりました。報告です。  ブログの開設から 78 日  きのう、2013年3月21日   閲覧数:170PV 訪問者数:96IP 順位: 16,220位 / 1,844,412ブログ中   2013.03.17(日) 202 PV 102 IP 13651 位 / 1842164ブログ    . . . 本文を読む

社会に格差が広がった

2013-03-21 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 773 は、格差社会が広がった を、例題にしている。 この誤りを正すと、社会の格差が広がった と、するとよい、と、コラムは解説するが、いかがなものでろうか。 格差社会が広がった について、格差そのものが拡大することではない と言い、格差のある社会の範囲が広がることだと説明しながら、正しく言い直したさきの表現では、その意味内容を表さない。 社会の格差が広がった は、格差が拡大すること、そのものを意味しているので、この誤りを正しくしたという表現は、コラムの解説では論理不整合である。  社会に格差が広がった  その社会に格差のあることが広がった   正しくするというなら、このような言い方にすれば、わかりよい。 . . . 本文を読む

京都小旅行

2013-03-20 | 旅行
ゼミ研修旅行を実施した。18日月曜日にバスで日帰り旅行。総勢17人で、楽しく、ワイガヤと、行く先は、太秦映画村、金閣寺、清水寺の観光と参拝参観であった。この日の天気ばかりを気にしていて、前の日、日曜日の晴れように、あいにくとずっと曇りのち雨の予報が出続けて、午後から、京都は雨となった。8時半に名古屋駅前をスタート、高速道を経て、11時前に到着した。まずは映画村、滞在が3時間という、ちょっともったいないテーマパーク見学だったかと思う。ずっと曇っていて暖かいので、何とか楽しめた。映画のシーンづくりのアトラクションを見た。中村座の興業は時間が許さずに、昼休憩と相成った。京風カレーうどんを食べて、雨降りだす中を、14時に次の金閣寺へ、20分ほどで着いた。そこで、雨が本降りとなって、散策は傘のうちに、足元に気を付けながら庭園を回った。15時20分位にそこを出て、清水寺には16時前についた。予定では17時半までの観光だったのが、帰りのバス走行時間を1時間半しかとっていなくて、運転手は2時間かかるので、さらに渋滞を心配していた。結局、17時に清水寺から帰路に就いた。名古屋に到着したのは、さらに30分を経て、19時半だった。 . . . 本文を読む

シューカツその後

2013-03-20 | 本を読みました
頭痛のタネは新入社員 新潮新書 2008年5月20日 前川 孝雄   就職状況は2008年入社組から好転する、売り手市場世代、就職温暖期世代となたった。そのシューカツの結果が、いまあらわれている。 著者はその売り手市場の若者たちの動向をとらえている。なかなか、面白い本になっているが、かつては十年一日の如しの時代、それは技術革新とともに、10年が1年の速さでヴァージョンアップする時代である。この様子が2013年のこれからに活かせるか。若手を読み解く9つのカギはまさにその通りだし、一緒に働いていくための12の技は大いに参考になる。 . . . 本文を読む

昼が14分長い、春分

2013-03-20 | 日記
春分の日だ。 昼と夜の長さが同じ、というので、日の出と日の入りが午前と午後の6時1分だったのは、何日前だったか。 とうとう、午後になって、雨が降り出した。桜が咲き始めて、温かいのも、しばらく。 かつては、春季皇霊祭と言っていた。春分の日に、天皇が宮中の皇霊殿で歴代の天皇・后妃・皇親の神霊を親祭される祭儀だとか。 いまは、国民の祝日に関する法律、祝日法、昭和23年7月20日法律第178号によって制定された祝日である。法第2条では、自然をたたえ、生物をいつくしむ、と、その趣旨を言う。 さらには、仏事、彼岸会が行われる。 彼岸は、彼岸は、雑節の一つ、春分、秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間。 . . . 本文を読む

地球環境の汚染

2013-03-20 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 772 は、地球環境を汚す を、例題にしている。よごす、と読むらしい。 環境 と、汚す とが、結びつかない、地球環境にはそもそも汚染されているところもあるので、汚すとは言えないと解説する。泥水を汚すとは言えないと説明して、だから、環境は汚すとは言えないというが、泥水については誰しもその表現は避けるのに対して、環境を汚す と使うことはあるだろう。この説明の、泥水はすでに汚れているものととらえている表現であるとすると、これこそ同語同義の反復のことであると理解する。しかし、環境は汚染されているところがあったとしても、それは地球環境など、汚染されていないところが大部分であるし、環境という語で、汚染された意味内容をとらえるのは、あてはまらないとすべきである。 . . . 本文を読む