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地球環境の汚染

2013-03-20 | 日本語新百科
ひもとく 日本「誤」百科 というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょう。ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。


現代日本語「誤」百科 772 は、地球環境を汚す を、例題にしている。よごす、と読むらしい。
環境 と、汚す とが、結びつかない、地球環境にはそもそも汚染されているところもあるので、汚すとは言えないと解説する。

泥水を汚すとは言えないと説明して、だから、環境は汚すとは言えないというが、泥水については誰しもその表現は避けるのに対して、環境を汚す と使うことはあるだろう。

この説明の、泥水はすでに汚れているものととらえている表現であるとすると、これこそ同語同義の反復のことであると理解する。
しかし、環境は汚染されているところがあったとしても、それは地球環境など、汚染されていないところが大部分であるし、環境という語で、汚染された意味内容をとらえるのは、あてはまらないとすべきである。

>石けんの過剰使用には十分注意しないと、環境によいつもりで使っている石けんが、 合成洗剤以上に環境を汚すことになります。

>これからもこの地域のみ ならず、更には地球環境に与える影響を充分に認識し、今後の当社の発展と共に かけがえのない環境を汚す事無く、将来にわたり保全する事を目的に、環境方針を以下 に定め ...

>働く人を少しでも助けるため開発した汎用エンジンが仕事場の環境を汚すことなどあってはならない-創業者・本田宗一郎の想いを受け継ぎ、進化を続けるHondaの船外機は、仕事の現場に留まらず、今ではマリンレジャーにも広く利用されている。

>「ペットボトルのコストが1リットルもので1本あたり約7円。そして、廃棄に2円。合計9円で済むものに、回収に26円、洗浄して乾燥するのに1円。合計27円かかる」、そうで。武田先生の考えでは、「リサイクル増幅係数」というものを考えて、「リサイクルしたものが新しいものと同じなら100」というもので、ペットボトルの場合には、27/7だから、370という数値になる。もしも早稲田大学の寄本先生の回収コストデータ、55円を採用すると、増幅係数は760、つまり、リサイクルすることによって7倍以上も環境を汚すことになるのです」。

>つまり、私たちの理想の社会は完全に快適でありながら、自然を壊すことも環境を汚す こともない社会です。

>環境問題が深刻化している今、私たちは「環境を使う」あるいは「環境を汚す」ことに対し て何かしらの負担をしなければならなくなっています。



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