日本語文法論議23921
句と文節と詞と、それぞれに時枝の句、橋本の文節、松下の詞と、学説の立場で見る必要があるものの、すでにこの単位のとらえ方には国語の文法で付属語とする辞の分類を併せ考えることになる。一概に同じような言い方で見ると日本語の形態論で見る接辞にかかわってくる。ここにも助辞という見方を入れれば、やはり辞というのでどうにもややこしいと思う向きがあるかと思う。
接辞は接尾辞、接頭辞、あるいは接中辞と語構成に用いる翻訳語である、国語では接尾語、接頭語とやはり語という単位で扱ってきた。これもまたそれなりに知るように英単語を学習して言語対照してきた。漢字語彙の語とか、辞とか、詞は品詞とかになって、それで区別しているかどうか、わたしたちの言葉の日常使用にはそれほどの問題がある訳ではない。
付属語と自立語とこの呼称は語に対して付属するという語性を明らかにして用いてきたのだから学校文法の便宜で理解をすればわかることである。もしこれで不都合ありとするなら文法論議に立ち戻って詞とは何か、辞とは何かを、議論することから始めることになる。そこに形態素の論が応用されると現代語の統合された文法になるだろうか。形態素の議論を文法にする、形態論には宮地学説のモーフがわかりよい。
さて見解を示せば端折ってのことになるが、辞は言葉であり、詞は言葉を使用して連なったまとまりをもつ、そこに意味が生じて、分解してもとに分類を施すとあらわれるものがある。語であり、単位にわけ類別されて、文の材料となる。そうなると語には詞そのものと詞辞の複合単位がある。言葉は接辞によって日本語が構成されている。
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