主語文節、修飾語文節、述語文節、独立語文節に、文の成分を分析する、修飾語文節は被修飾語文節係り受けとして持つ。この係り受けが文における働きを決定する。文節の論を追えばそうなる。主語の係りと、その受けは述語文節である。この係り受けを文節関係として文に見ると、文の成立がある。そして修飾と被修飾には述語文節にかかる目的語文節が関係する。あるいは第二目的語文節、協働目的文節がその述語にたいして現れて、一文節となり、それぞれに文節相当を構成することになるが、ここに連文節の単位を認めることになる。つまり、目的語文節を例にとれば述語文節の語に動詞を置くと、目的語を係りとし、その動詞が受けることによって目的語文節述語文節が文節相当になる、連文節である。修飾語と被修飾語の文節相互のかかるものには、名詞にかかるもの、動詞にかかるものをまずとらえて、その連文節見ることができる。副詞と動詞の係り受けには修飾する文節の位置が直接にかかるものと、文節を隔ててかかり、そして受けるものがある。このような係り受けの文節を基礎的な用法として連文節をどのように分析するかを文の中で見と、独立後語文節には係り受けを原則として見ることができない。
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独立語
独立語は、文中の他の文節から独立している文節である。文の最初にきて、感動・呼びかけ・応答・提示の意味をあらわす。
まあ、こんなに 食べたの。(感動)
徳川さん、昼食を 一緒に 食べよう。(呼びかけ)
はい、一緒に 食べましょう。(応答)
1月5日、その 日が 僕の 誕生日です。(提示)
独立語は、厳密に言うと、文中で完全に独立している文節ではなくて、比較的﹅﹅﹅独立している文節です。
「比較的」というのは、一応、文を構成する部分である以上、完全に独立しているとは言えないが、他の文節どうしの関係とくらべると結びつきが弱い、という意味です。