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文節の論

2020-11-25 | 日本語文法

文を単位として文節がある。その文は成分に分析されると、主語述語、修飾語被修飾語に、独立語が文節単位で現れる。文における文節であるからこの成分とのかかわりがあって文節の文法意味がとらえられる。文単位がさらに文章単位になると、成分はそれぞれの文節である、文の働き、機能による名称があってよい。独立文節、修飾文節、主語文節、述語文節である。学校教育の文法にはさらに接続語をみて、接続語相当の文節を分ける。修飾語と被修飾語の文節に、文機能にか代る分類を入れたものであろう。そこで、修飾文節に成分によるさらなる分類が加えられてよい。格助詞によるもので、述語動詞にかかる文節には10の格文節がある。名詞に格の機能を与え、それを担うものとして、が主格文節、を目的格文節、に第2目的格文節、と協働目的格文節、この4文節は文における論理格文節であり、主要な文節となるのは、主語文節と述語文節に現れる動詞の文法性によって必須の関係を持つ。より、から、へ、まで、で、それぞれを加えて、8つを格文節とする。の連体文節を学校教育では格助詞に挙げている。



文節論このかた
2016-02-05 | 日本語文法
文節論があるわけではない。文節論を検索すると文字変換がキーワードにヒットさせるのは分節である。文節とすればそれは国語教育の解説がある。文節批判があるなか、それは多くは一つのことがらになる。文節の係り受けのことがらである。文節のもつ問題点とするのは代表して形式主義をはじめ、修飾語と文法の捉え方である。まるで形式の利点を顧みないのは、外形重視と言った国語研究のラベル貼りにすぎない。音韻を論とするのに、言語ごとの音韻分析がその言語使用の意味に係わることは必然である。それで橋本学説に意味の言語背景をとらえた内省があることをあたり前のように問わないで済ませている。学校教育の文節単位に余りの簡便さがあったからだろう。国民のひとしく文節を知るところなのである。


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