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国語と日本語の議論

2016-12-17 | 国語と日本語
国語と日本語の議論は国語学と日本語学の学問基盤にある問題である。その文献をよむと詳細である。そもそもには亀井孝著作集にあった、国語とはいかなる言語か、という提議である。そのころ、には国語学では時枝学説に接してその原論が著された地域と時代を思った。学生時代のことである。その一方で小林訳の一般言語学講義、旧訳で言語学原論を読んだ。45年前にさかのぼる。


ウイキペディアによる

小林英夫>1928年、ソシュールの『一般言語学講義(英語版)』(仏: Cours de linguistique générale)を『言語学原論』として世界にさきがけて翻訳する。1929年京城帝国大学講師、1932年助教授(ギリシア語、言語学)、敗戦により東京に引き揚げ  

時枝誠記 >1927年京城帝国大学助教授、1933年同教授、1943年東京帝国大学文学部国語学国文学第一講座教授。


http://www.yoshikawa-k.co.jp/search/s1630.html
著作集 > 亀井孝論文集
著者 亀井 孝 著

日本語学のために 1 1971/01/01
(内容)日本言語学のために/現代国語学思潮の素描/日本語とその研究との背景/国語と民族性との問題/国語問題と国語学/日本語の現状と術語/文法体系とその歴史性/共時態の時間的構造/意味のはなし/ほか

日本語系統論のみち 2  1973/01/01
(内容)日本語系統論の問題/「ツル」と「イト」―日本語の系統の問題を考える上の参考として―/琉球方言の史的地位/ティダ語源/方言文学としての東歌・その言語的背景/いはゆる「言語学的古生物学」の成立/ほか

日本語のすがたとこころ ・ 音韻 3  1984/01/01
内容説明
古代から近世におよぶ、日本語の音韻の変遷を広く追究した。例えば昔の日本人の耳は鳥獣の鳴き声をどう聞いたかなど、とかく形式にとらわれがちな音韻史が、ここに的確かつ生き生きと興味深く描き出される。

日本語のすがたとこころ ・ 訓詁と語彙 4  1985/01/01
内容説明
古事記・万葉集をはじめとして、古代から近世におよぶ幅広い時代の文献を題材に、古典の真の解釈へと迫る。 著者の豊かな学殖と鋭い考察は、これまで触れられることの少なかった語彙の原義を的確に探る。

言語文化くさぐさ 5 日本語の歴史の諸断面 1986/01/01
内容説明
言語は文化の一形態としてそれ自体精神の所産であると共に、また諸文化の担い手として文化の根源でもある。 本書は言語の本質に対する自覚と反省をふまえて、母国語の歴史の断面に独創の分析を加えた画期の論集である。

言語 諸言語 倭族語 6  1992/01/01
内容説明
人間の営為としての言語の歴史を追究するのが言語史であり、それが言語学の本体であると考え、さらにこれを哲学的に深化しようとする。日本語史研究の理論的基盤を構築した著者ならではの国語学界に比類を見ない論集。



「国語」の近代史―帝国日本と国語学者たち (中公新書)
敏朗, 安田  2006年12月

統合原理としての国語 近代日本言語史再考 (3)
敏朗, 安田  2006年6月

「ことば」という幻影   (扶桑文庫)
イ・ヨンスク 2009年2月

「国語」という思想――近代日本の言語認識 (岩波現代文庫)
イ・ヨンスク  2012年2月〈1996年12月〉

日本語を作った男 上田万年とその時代
山口 謠司   2016年2月」











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