日本語文法がメチャクチャであると、世代を考えてみると、ゆとり世代は日本語について考えているようである。日本語文法を教えなくなって、教えていると思うが、ことばのきまりにしてから、国語文法でも日本語文法でもない、しかし、文節、主語述語、修飾語、接続語など、用語があるので従来と変わりはない。そこに、格とは何か、活用とは何か、屈折変化とは何か、品詞とは何かなどの文法範疇によるとらえ方を日本語ではない言語で学ぶことになる。国語文法また日本語文法との対照文法を英語文法などで学び始める。多くは英語学習によるものである。そこで、母語の文法をもとに文法概念を確かにすることになるが、国語の概念は単純に過ぎて説明を受けることはことばのきまりにはなかったのであるから、文法とは言語現象の捉え方、切り取り方であることを、母語ではない言語で学び、知ることになる。それが言語学習の常であるから、母語をとらえなおし、学びなおすようなことが始まる。 . . . 本文を読む
さきもり 防人 この和語漢語の内実、その由来は万葉集に記された歌によって知られる。防人の歌と残された、東国などから派遣され、筑紫、壱岐、対馬の要地の守備に当たった兵士のことである。軍事史にからめて、知るべきはなにか。>なお、防人に関しては東国からの徴兵は廃止されたものの、9世紀初めから10世紀終わりにかけて、しばしば新羅の海賊が九州を襲ったため(新羅の入寇)制度自体は存続し、九州の兵士がそれにあてられた。 . . . 本文を読む
日経コラム記事、大機小機のいうところ、>世界経済の国内総生産(GDP)は2018年の国際通貨基金(IMF)推定で約85兆ドル。米国が19兆ドル、ユーロ圏14兆ドル、中国13兆ドル、日本5兆ドルである。米国と中国を足すと32兆ドルに上り、2カ国で世界経済の4割弱を占める。したがって、米中貿易戦争で両国の経済が悪化したり、停滞したりすることは、世界経済にとって大きなマイナスとなる。当然、日本の輸出入にもマイナスに響くだろう。20190524 世界経済のGDPは、85兆ドル、米国と中国とあわせて32兆ドル、EUは14兆ドル、日本は5兆ドルで、歴然とした規模の比較に目を瞠る。 . . . 本文を読む