音韻の単位にモーラがある。モラ mora という。韻律用語で、具体的に抑揚あるいは音調、強勢、音長、リズムなどのうち、韻律の単位にモーラがある。音節として見るが、さらに文にある単語、句、節などがある。音韻論上、一定の時間的長さをもった音の分節単位として、日本語では仮名文字の発音に充てると、丁寧な発音にモーラが意識される。母音、子音と母音、子音と半母音を介した母音の音表記になるが、いわゆる撥音、促音にも時間の長さが分析される。長音の引き音節にも、同様に分析することができる、撥音、促音、長音をそれぞれ単独にして特集音節また特殊モーラ音節とする。 . . . 本文を読む