あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

遺言状の必要性

2007-09-16 01:14:27 | Weblog
 12日第3回目のFMラジオ出演。今回は「遺言」についてお話しした。1,2回目に比べるとやや緊張もほぐれてきた。相続の業務も行っているが本当にいろいろなことが発生する。過日もこんなことがあった。依頼者から相関図を書いてもらい法定相続人は2名とのことであった。関係者の戸籍謄本を取得していく。これが又大変である。被相続人の生まれてから死亡時までの謄本を取ったり、相続人の戸籍抄本などを請求する。被相続人の本籍が転々としていれば厄介である。話を元に戻そう。法定相続人2名と聞いていたが被相続人の原戸籍をあげると2歳で養子として出て行った弟がいた。依頼者に連絡すると親から聞いていた。養子は出て行った者なので相続権がないと思っていた。この件は依頼者が弟の住所を探し出し、出向き事情を説明し、最後は「遺産分割協議書」に署名押印してくれ事なきを得た。少しお金はかかったが・・・。こんなケースはまれでやはりここで交渉決裂となるケースが多いのである。財産の多寡に係らず遺言はしておくほうがよい。問題があることはあるがとりあえずは財産の移転がし易い。特に公正証書による遺言をお勧めする。裁判所の手続きも要らず財産の移転ができる。少しお金はかかるが保険代と思えばである。是非、検討されては如何ですか。

 行政書士平岡昭雄事務所 ご質問は・・・・hira3@herb.ocn.ne.jp


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ついに力尽きた安倍総理

2007-09-13 01:42:19 | Weblog
 安倍総理が自爆した。昼食をとり一休みしているとNHKで安倍総理が辞任の意向であると伝えた。午後1時から代表質問が行われる。その寸前である。一瞬何があったんだと思う。午後2時から総理の記者会見があり総理自ら国民に説明するとのことであった。小生は午後外での仕事があり、ニュースを見たかったのだが関与先に出向いた。3時過ぎに大阪府庁の談話室へ立ち寄りテレビを見る。総理の記者会見の録画が放映されていた。能面のような顔つきである。全く生気が感じられない。イラク特措法の継続を主張する総理に対し民主党はNOを突きつけている。参議院が民主党主導となった今野党を放っておく訳にはいかない。一方、自民党内部にも新法の動きが出て、それに向かって動き出している。代表質問ではこのことに答弁しなければならない。総理の頭はパンクしそうになった。また、参議院選挙後から総理の体調は心労もありぎりぎりのところまで落ち込んでいる。精神的にも肉体的にももう限界であったに違いない。振り向けば誰もついてくるものはいない。
最後の救いが小沢さんとの党首会談だと考えた安倍さん。その会談も断られた。
小沢さんに言わせればご挨拶をしたいのであってくれないかとのことであったそうだ。国対間でどんな交渉が行われたかは今は判らない。
ここで検証したいのは秘書官の重要性である。安倍さんは総理秘書官に全幅の信頼を置いている。しかし、秘書官はまだ若いし経験も少ない。今度の組閣で徹底的に身体検査を行ったのとのことであるが、政治と金の問題がまたぞろ出てきた。若さがいたるところに出た。あの田中角栄の秘書官の早坂氏、小泉純一郎の飯島氏のような場合によっては総理より有名な老獪な秘書官の存在が必要である。
私をとるか小沢を取るかといった総理。ついに小沢氏の軍門に下った。
安倍さんは本当に総理をしたかったのだろうか。自分の才能、資質を考えるとそうではなかった思える。父、晋太郎の遺言だったと思う。真面目な安倍さん。昔、晋太郎氏にお世話になった議員たちがそのお礼に晋三氏を担いだのではないだろうか。性格の弱い、真面目なサラブレット晋三氏はどろどろした政治の世界では異色の存在である。総理の座に着かされた後は誰も心底協力してくれない。独りぼっちになっちゃった。この歳で総理になったこと後悔しているのではなかろうか。
本当に政治は魔物である。

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心地よい風

2007-09-08 04:57:07 | Weblog
 世界陸上大阪大会が終わった。一番思うことはなんでこんな暑い時に行うのだろう。大阪はこの時期、残暑が厳しいとわかってのことだろうか。日本で一番むしむしする気候の大阪である。競技も日中の暑い時は避け朝晩の気温の下がる時に行われたのであるが、夜でも30度を超える大阪である。選手も大変であるが、観戦する観客も大変である。早朝のマラソン。選手はコンディションの調整に大変である。各競技の記録はまずまずであったとのことである。しかし、テレビで見ていると空きが多かった。興行的にはマイナスであろう。聞くところによるとチケットの販売もかなり無理をしている。強制的に買わされたとある地域の代表者は述べていた。関市長は記者会見で大阪市民が世界のアスリートを身近に感じたこと、特に青少年がこの雰囲気を味わってくれたのが成功だろうと苦しい答弁を行っていた。

 磯村市長の時大阪オリンピックの誘致運動を高い経費を使い行った。結果は惨敗。このときも7月下旬の開催予定であった。7月下旬は大阪は一年中で一番暑い時である。また湿度が高い。24時間むしむしした不快指数100%以上である。
世界中から役員が視察に来ても吃驚するであろう。この段階でアウトである。
大阪市の役人は企画力がへたくそである。商売のアイデアは長けているがこの種のアイデアが貧困である。誘致運動全然盛り上がらないまま北京にさらわれた。

 先週の日曜日、家内と青春18キップを使って滋賀県の湖北町に日帰り旅行を試みた。以前、湖北町にいい温泉があるとテレビで放映していたので一度行ってみたかった。その温泉名は思い出せない。河毛という小さな無人駅に降り立った。何も無い昔駅舎であったのだろうコミュニティーセンターがあった。お店が一つポツンとある。案内板があり尾上温泉とあった。一日数回しか運転しない町営バスが停まっていた。「尾上温泉行きまっか」「はい、いきます」ということで飛び乗った。
バスは近江米のたわわに実った湖北の町を巡回する。乗客は我々を入れて3人。
人っ子一人見ない。車もすれ違わない。本当に静かである。やがて、尾上温泉に到着。目の前に琵琶湖があり、旅館が1軒。テレビではこんな感じではなかった。温泉に入りたい。伺うと「うちは入浴だけの方はお断り。」であった。仕方なく道路に沿って前方をみると道の駅らしき建物が見えてきた。あそこで食事をして午後の行動を考えようとなった。食堂で店員に温泉のことを聞くと怪訝な顔をしている。温泉はあきらめ、野鳥センターがあると聞いたので食事を済ませ野鳥センターに足を運んだ。センターの前がバスの停留所になっているので時刻を確認し、中へ入った。双眼鏡が並んでいる。鴨、鷺等の野鳥が観察できる。双眼鏡を覗くと鳥たちがいっぱいいる。湖上には鴨の行列が観察できる。その向こうには竹生島がみえ、お寺が手に取るように見れる。いい光景である。バスの時刻になったので外へ出た。
爽やかな風が吹き通る。心地よい風である。自然の風はいいもんだ。大阪市内では到底経験できない風である。こんな心地よい風のところで世界陸上大会があれば選手も、観客もベターであろうに・・・・・。

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参議院与野党逆転の効果現れつつあるか

2007-09-05 02:51:21 | Weblog
 舛添大臣かんかんである。舛添大臣に限ったことではない。国民みなしかりである。社会保険事務所と以前の市町村の年金課で横領、窃盗が横行していた。刑法犯である。何と3億数千万円もである。「罪を犯したもの牢屋に入ってもらう。」誠に至言である。今、話題になっている年金問題。収めているのに加入期間が足りない。その原因が少しずつあばかれていく。民主党の長妻議員が数年前からコツコツ行ってきた社会保険庁の問題。参議院が野党が逆転し加速する。隠しに隠してきたお役所、ついに白旗を挙げるか。民主党は他の野党と組んで国政調査権を背景にどんどん追求してくるだろう。蚊帳の中に隠されてきた恥部がどんどん出てくる。安倍政権ついに降参か。今ほどの緊張感のある政治ははじめてである。正に平成の大改革である。あの自民党の山本一太議員までもがおとなしい。しゃべりのトーンが下がりっぱなし。先日のテレビでは長妻議員をべた褒めである。厚生労働大臣をやってほしいとまでおっしゃった。閣僚の中で今やる気満々なのが舛添大臣。只一人気を吐く。今回の組閣で舛添氏の起用だけが成功である。増田氏の起用の成否はもう少し先になろうか。参議院与野党逆転で緊張感が高まりよい政治ができるのではないか。大いに期待する。今更、士農工商は通用しない。そんな世の中にしてはいけない。
 あの虎を破った女性議員の過去の噂が飛び交っている。過去といっても6年前からの噂である。昔、蜂の一刺しで総理大臣をお辞めになった方もいた。有名な話である。また、あの頃からマスコミも国会議員の素行を発表するようになった。しかし、議員になる前の素行など記事にしなかった。ある首相など愛人を抱えていたが外には出ない。また、知られても抑える力があった。過去に破廉恥行為があれば別であるが、報道がチョット行き過ぎの感が否めない。所詮この世は男と女。あまり報道されているようなことをくどくどと書き立てるのは子供の教育によくない。教室では先生が倫理、真理を教える。一方、テレビや雑誌、新聞は議員先生の過去の行状を書き立てる。何を目標においていいのかわからない。子供の教育との観点から報道機関は考えてもらいたい。報道機関の営業政策にはプラスになるかもしれない。しかし、こんなところで視聴率を上げても意味が無いのでは。
 

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防災に対する根本的な見直しを

2007-09-04 04:55:44 | Weblog
 9月1日は防災の日。日本は地震国。全国あちこちで地震を想定した防災訓練が行われた。毎年のことであるが首相もこの日は防災服を着用して総指揮者として訓練に参加している。地震とは直接関係はないがこの夏小生が体験したお話をひとつ。
 お盆休みを利用して青春キップで家内と山陰地方を旅行した。某市の駅前のビジネスホテルに部屋をとった。部屋は9階。外で食事も済ませ、風呂に入り、部屋で缶ビールを片手にテレビを見ながら明日の行動予定などを建てているうちに睡魔が襲い眠りに入っていた。突然、家内が「真っ暗や。」と叫んだ。瞬間的に起き上がった。入り口の明かりをつけて寝ていたのでそれが消え真っ暗闇である。換気、クーラーの音も静かになった。気が動転していたのか「テレビつけ!」と叫んだが、次の瞬間つくはずが無いとわかる。ドアの鍵をあけ廊下に出る。宿泊客ドアを開け半身外に出している。家内はすでに服に着替えている。フロントに電話しても通じない。廊下も真っ暗で非常灯のみが便りである。エレベーターも動かない。廊下は冷房していなくむしむしする。部屋の隣りが非常口であったため非常口を開け始めた。非常口の鍵の部分がプラスチックの容器でおおわれていた。すぐ外れるものと思いはずしにかかったがもくねじで固定されているためなかなか外れない。そのうち救急車、パトカーの音が近づいてきたどんなことにっているだろうか。外を見ると周囲は赤々と電気やネオンがついている。このホテルに何か異変が起こったのだろうか。もうこうなればと思い鍵の柄でプラスチックの容器を叩き割る。又この容器頑丈である。4,5回思い切り叩いてやっと非常扉の鍵が出てきた。若い夫婦が鍵をあけた。周囲は明かりがついている。このホテルの一角だけが暗い。下を見るとパトカーと電力会社の車が数台停まっている。9階から周囲のネオンの明かりをたよりに階段をおりる。4回ぐらいまでは障害物も無く降りられた。その後である。非常階段に物が置かれている。非常用の砂袋ででもあろうか。3階、2階になるとひどくなる。あたり一面に置かれているので足の踏み場が無い。やっとのことで一階にたどり着き。外からホテル内部を見ると真っ暗闇である。フロントに従業員が一人緊急電話で連絡をとっている。外はむしむし。中も冷房装置が作動していなくむしむしの状態である。電力消費量がオーバーして停電とのことであった。
約30分後に明々と電気がつき、エレベーターは作動し、冷房装置も無事作動した。いやはやよい経験をしたものだ。教訓は宿泊施設につくとやはりいざという時のことを考えチェックをすることである。消防庁は公共施設への監督を普段から入念にすべきである。国土交通省は、公共施設の非常口に対する非常階段の設置基準をお年寄りも充分利用できるものにしてほしい。
国は安全で安心な暮らしができる方策をもっと研究すべきである。

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