あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

3党動き出す

2009-09-09 23:37:12 | Weblog
9月10日(木)。
 民主・自民・公明とも動き出した。
 民主党は社民・国民新党と協議を重ね合意に達し、3党による与党を形成し、福島・亀井両氏に入閣を要請、受諾しいよいよ第一次鳩山内閣の人選に入った。
民主党運営のトップに豪腕小沢一郎を置き、来年の参議院選挙に向って動き出すであろう。小沢氏も参議院での単独過半数獲得を目指すと公言している。参議院で民主党が単独過半数を獲得することにより名実共に民主党政権が誕生するのである。
前回の参議院選挙といい、今回の総選挙といいやはり小沢氏の功績は非常に大きい。また、党運営を一番よく知っているのはやはり小沢氏をおいて他に無いであろう。幹事長の就任は誰もが認めざるを得ない。民主党の3役や第一次鳩山内閣は重厚な内閣になるのではなかろうか。また、そうしなければならない。
 野党になってしまった自民党はごたごたしている。結党以来、選挙に完敗したのは長い自民党の歴史の上で初めての経験であり、負けた時の後始末について全く要領を得ない。あまりにも大きな負け方で、どうしていいのかわからないのだろう。
臨時国会開催まで半月もあるのに総裁選挙も出来ない。総裁選挙の立候補者も出てこない。誰もが敗戦処理の総裁は御免だと逃げ回る。麻生さんも臨時国会の直前に総理を辞任する。臨時国会の首班指名は誰に投票するのかでひと悶着。白紙はないだろう。総裁不在で総裁には投票できない。そこで持ち上がったのが若林両議院運営委員会長の若林氏に投票となった。この模様をテレビで放映していたが、この決め方もまた軽い。評論家には自民党もこの際民主党の鳩山氏に入れたらという。
選挙から臨時国会まで2週間あるのに総裁を決められない自民党。やはり今回のショックは計り知れない。営々として築いてきた自民王国もこの面では意外ともろいものである。
 もう一つ、今回の総選挙で完敗したのが、自民党にべったりだった公明党である。自民党の維持を助けてきた。公明党の協力がなければこの間までの自民党はなかったといっても過言でない。7月の都議選では100%勝利した公明党が、なんでこうなったのかわからない。幹部級が小選挙区で続々落ちる。自分は絶対勝つと思ったのだろう。安全パイの比例区に立候補していなかった。党の2枚看板であった代表・幹事長が揃って討ち死にし、前大臣も落選、みんな揃って議員資格がなくなった。公明党は原点に返り、公明党の存在意義を胸に手をあてて勉強しなおさなければならない。
 

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