あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

涙ながらの証言

2010-02-24 22:15:50 | Weblog
 2月24日(水)
 今日は暑かった。2月というのに気温はぐんぐん上がり、大阪では20℃であった。
 急に気温が変化すると、身体の調子も悪い。
 今、大阪の地方裁判所では検察と弁護団の熱い戦いが繰り広げられている。
 大阪地検特捜部が捜査した厚生労働省の元局長による虚偽有印公文書作成・同行使事件である。小生は第一回公判より傍聴をしている。初公判の1月27日は焼く150名の傍聴希望者が会った。運よく抽選に当たった。初公判で元局長はきっぱりと無罪を主張。今日までに検察側証人6名が出廷した。障害者団体の会長、社員2名、厚労省から3名。あと5名が証言台に立つ。その中には国会議員も入っている。
現在までの状況では検察側のストーリーが検察側証人によって崩されている。180度逆の証言が次々と出ている。特に本日の証人は公的証明書を偽造発行した張本人といわれている渦中の人物である。非常に緊迫したやり取りが公判部検察官と証人の間で行なわれた。証人はこの事件は私の単独行為であると証言した。さらに、供述調書を作成するときに、「私の単独行為であるといっているのに、出来上がった調書は全く違うことが作文されていた。」何度となく訂正を申し入れたが、検事が「これでいいのだ。署名捺印しないといつまでも外に出られない。再逮捕もありうる。」をちらつかせ、根負けして署名指印を押してしまった。残念だ。後悔していると涙ながらに訴えた。このような取調べが現実に行なわれているのだろうか。もし、そうだとすれば今問題になっている可視化を是非実現しなければならないだろう。傍聴席にはよくテレビに出演している東京の女性コメンテーターも来て盛んにノートをとっていた。
 6月23日までに23回の公判がある。捜査検事も証人で法廷に立つようだ。検事たちの証言が注目される。

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