あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

高校野球観戦記?

2007-08-24 05:51:03 | Weblog
 実は私、22日は甲子園にいた。前々からこの日は午後の仕事を空けるようなスケジュールを組んでいた。仕事が終わったのが1時半すぎ。すぐ甲子園に向かう。
駅から歩いていくと本日の入場券はすべて売り切れた外野席で観戦してほしいとの放送。入場券売り場のシャッターは閉まっている。仕方なく外野へ回る。外野の通路から入ると、まあよく入っている。こちらも満員である。回は4回。広陵が2点リードしている。一旦外に出て考える。このまま帰っても仕方ない。外野裏の喫茶店に入る。喫茶店ではラジオで高校野球の放送を行っている。アイスコーヒーを注文して喉を潤しながら放送を聴く。その後広陵が2点加点し4対0となった。久保投手甲子園で初失点である。広陵の優勝間違いなし。どちらも訓練されたいいチームである。閉会式は見たいなあと思い再び外野通路に足を運ぶ。通路にテレビが設置されていてみんなそれを見ている。回は8階の裏、ワンアウト満塁である。ワンストライクスリーボールからの5球目野村君が投げたアウトコースへのボール。審判の判定はボール。押し出しである。4対1になった。次のバッター副島君。本大会2本のホームランを打っている。甲子園で一番成長した選手ではないだろうか。
野村君が投げたインコースよりの球を振り切った。打球はレフトスタンドへ。周囲は一瞬静寂となった。次の瞬間「ええ、こんなことってあるの。」「なんでやねん。」と大騒ぎ。甲子園は何が起こるかわからない。本当に魔物がすんでいる。
佐賀北の応援団のすごい歓声が聞こえる。逆転満塁ホームラン。5対4となった。投手野村君、打者副島君にとって一生涯忘れられない一球となった。9回の広陵。ねばる。しかし、すでに勝利の女神は佐賀北に移っていた。万事休す。栄冠は佐賀北に輝いた。特待生のいない普通の公立高校が栄冠に輝いた。高野連も心のそこではほっとしているのではないだろうか。
89回大会はすべて終了。数々のドラマが繰り広げられた大会過去のものとなった。もう、秋の地方大会が始まろうとしている。来春の選抜大会の予選である。

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