中学時代の恩師の傘寿のお祝いに参加

　１２月　１日（火）。
　もう師走である。本当に早い。
その時間の経過とは裏腹にやっと日銀が動きだしたようだ。１０兆円規模の資金供給をするとの報道である。デフレだというのに日本国内のお札が足らない。
円高は益々進む。日銀は無言を貫いていた。政界、経済界からかなりのアクションがあったのだろうか。政府と日銀は諸刃の剣である。もっと親密な関係をもたねばならないと思う。
　１１月２９日に中学時代の恩師の傘寿を祝う会が行われた。２０年前にこの恩師が定年で教職を去るときに慰労会を行なった時に発足した。はじめは２０人近くが集まったが、会を開催するごとに一人減り二人減りして今回は９人となった。
中学時代からもう５０年以上も会っていなかった外交官であったＨ氏も東京より参加してくれた。話題の中心はやはりＨ氏である。
人生のほとんどを外国で生活してきたので、話題は外国の話になった。外交官の楽しみ、悲しみ、苦しみを話してくれた。
定年で外務省を辞め、いろいろなところから誘いがあったが全部断り、この３年間奥方と日本中を行脚したとのことであった。勤務地が南米が多かったので、これからはアジア地域を旅するとのことであった。
いつ参加しても楽しい会である。利害関係はなく、君づけで話ができる。予定の２時間はあっという間に過ぎ、ホテルの喫茶部に場所を移し、先ほどの話の続きと昔に帰っての話題が続く。そしてまたまた場所を移し喫茶店へ。６７歳であまり食べられず、お酒もすすまず注文はコーヒーばかりである。
これからも時々会おうとの合言葉を残し、解散した。