介護さんはすごい！

今日は処置係で、２階のフロアーの処置をしていたら、
介護さんが、「Oさんが昨日から様子がおかしいんです」
「よだれなんか出したことがないのに、
左の口角からよだれを出すし、呂律がまわらないし、
歩きが悪いんです」と言ってきた。
私達看護師と違って、2交代ではあるけれど、
２４時間、利用者さんの傍にいる介護さんの「おかしい」には、
耳を傾けないといけないと思う。
血圧や脈は問題がなかったけど、やはり、握力は左が弱い。
脳梗塞？？？？？？
主任さんに連絡して、受診の運びとなって、
私が付き添って行くことになった。

K市民病院で頭のCTとMRI を撮って、
右の放線冠の梗塞と診断されて、即入院となった。

脳外科の外来、知り合いのNsで、
「どうして昨日来なかったの」と言われてしまった。
７年も脳外科の病棟で働いていた私に対して、
あなたともあろう人が・・・・・・
という思いが込められているのだと思うけど、
昨日は私は休み
「一過性で治まって、また今日、お昼頃から
昨日と同じような症状が出てきたんだわ」
「一過性の脳虚血にしては頻回なので受診したわけ」と・・・・・・

アルツハイマー型認知症のあるOさん、
自分の変調を言葉でうまく訴えられなくて、辛かったね。

Drから、よだれや呂律難、歩きにくさは
まさに放線冠が障害されて出てくる症状と言われた。

介護さんの観察眼は鋭い！