父が亡くなり、実家では兄が相続するにあたり、相続登記というやっかいな手続き待っていました。
古い家と小屋、田畑やチマチマした原野や共有林を分けてもらった山林など、おびただしい数があり、兄もどこか分からないところもありました。
昔は薪をとったりして活用されていた山林も、今やタダでも貰ってくれる人はいないそうです。田畑も然りです。
それでも相続はしなくてはならないのですね。(私は相続放棄しました)
その相続手続きは、兄が不慣れなので夫が世話してやっと今日終わりました。
司法書士に依頼すると20~30万かかるらしいです。
印鑑証明、相続関係図、祖父の代からの戸籍謄本や電子化される前の手書きの原戸籍、附票をとったり、元の登記が間違っていてやっかいな書類が発生したりと、何度も役所や法務局に行きました。
私も付き合ったので、初めて法務局というところに行きました。
大変優秀な人しかなれないらしい登記官の方が丹念に書類に目を通し、これが足りませんと指摘され、また役所に行って書類をとる繰り返し。
兄が法務局の職員のことを「ここの人、みんな暗~いな」と言います。
「わかんないよ、家に帰ったら別人になってラップとかやってるかもよ」と、呑気に話している私たち兄妹ですが、夫は現役時代の仕事関係で心得のある分野なので生き生きとこなしていました。
無報酬で司法書士まがいの活躍の夫には感謝しています。
ですが、夫が意気揚々と難しいお役所言葉で講釈したり、武勇伝を語ったりするので頭が痛くなり、久しぶりにカロナールを飲んで寝ました。
ところで
今年4月から相続如何に関わらず、不動産の登記が義務化されるそうですね。
義務化の前に手続きを分かりやすくしてほしいものだと思います。
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