らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

片付けまずは終了

2018-05-30 09:59:59 | 片付け
4月から取り組んだ我が家の片付け。
最後に残っていた最難関の食器の片付け。
この度、またとないチャンスが到来し、取り掛かることができた。
チャンスと言っては失礼だが、義母がめまい症で入院したのである。
これまで、めまいで20回は入院した。ま、とにかく回復するのは間違いないので心配ない。

平たく言えば、鬼のいぬまの片付け(小声)

食器が…食器が…とにかく大量にあるのである。あちらこちらに。
50人の会食はゆうにこなせる数。料亭が開けそう。
湯飲み茶わんは200個以上、大皿、中皿、小皿は数知れず。
あ、灰皿も20まいくらいあったかな。
お盆も20枚。
おちょこは大小300個くらい。

もう…食器の佃煮ができるんじゃないかしら。

要するに冠婚葬祭を家で行ってきた時代の備品なのだ。
時代は急激に変わった。家で冠婚葬祭はほとんどやらなくなった。これからもどんどん変わる。
義母もそれは自覚しているが膨大な食器たちはがんばってきた時代の証のようなもの。

そこで、義母を傷つけず、かつ私の片付け欲求を満たす方法を考えた。

①まずは、目的別に数を決める(3人家族用、4~5人の来客用、大勢の会食用)
②それらの置き場所をゾーニングする。
③そして、ラベルなどで見える化する。

台所の食器棚には家族用。小さい食器棚には4~5人の来客用。
義母の言う、もしも何かがあったときの冠婚葬祭用は段ボールに入れて車庫の棚に。
箱に種類と数をラベリングして見える化した。
これなら、だれがお手伝いに来ても分かる。

その三つの目的には不要なものや多すぎるものを処分した。
段ボール6個分あった。
リサイクルセンターに直接搬入し10キロで140円として1500円ほど支払い処分できた。

もしも何かがあったとき困るからと心配して備蓄する。
しかし今や、もしも何かあったときは、物がなくて困るのではなく物があって困るのだ。
津波の時はがれきが凶器になった。がけ崩れの時は物の下敷きになり人命救助が遅れる。
地震の時は散乱した物の片付けに追われる。
物がなくて困るような目にあうのは避難しなければならないような時である。
家にいくらあっても意味がない。

江戸時代は火事が多かったからいつ焼けてもいいように身軽な生活をしていたという。
そうなのだ。いつ何が起こってもいいように物を少なくするべきなのだ。

しかし、家族と折り合いをつけて片付けるには歩み寄らねばならない。
大事なことは物の場所と優先度を把握できるようにしておくことだ。

あ~プチ達成感。
自分へのご褒美に豆大福を食べてしまった…。
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