この前、職場でミスをしてしまいました。
ミスの未遂と言いますか。
未遂でも、例えば殺人であろうが殺人未遂であろうが、その恐ろしさには変わりないような怖さです。
誤薬しかけた訳ですが、口の中に入れるときに「あ!違う!!」と気づきました。
認知症の利用者さんだったので何もおっしゃいませんでしたが大変申し訳なかったです。
その瞬間は、「しまった!」という気持ちが全身の毛穴から噴き出し、血がす~っと引く感じでした。
交通事故と同じように、確認さえすればおおよその事故は防げるのですが、その時に限ってふッと忘れたのです。
今の仕事は、慣れれば誰でもできる仕事内容ですが、慣れが怖い仕事でもあります。
あれから悪夢をよく見ます。
「確認」の二文字。
この地味な「確認」という言葉の大事さ。
ひそかな座右の銘だったのに不覚でした。
気をつけます。