五十肩の定期検診に出かけたときに買ってきた本二冊。
久しぶりに大きな書店に行くとどれもこれも面白そうで選べなくなります。
「本屋大賞」の帯と「NHKが選んだ」につられて買ってきた次第です。
読み始めていますが心温まる優しさにあふれた物語です。
しかし
昔あんなに読んだ本も・・・最近は身が入らないし内容をすぐ忘れます。
頭も気持ちも柔らかさや優しさが薄れて、心優しい人々が織りなすストーリーが固くなった心に留まれず滑っていく感じなのです。
いわゆる「焼きが回ってきた」のでしょう。
優しさってすごく尊いことなんだな~と思います。
お金では買えません。
優しさには気力、体力、知力、想像力、自制心・・・・いろんな底力が要ります。
総合格闘技か! と思うくらい。
義母にときどき冷たい返事をしてしまう自分。
こんなに冷たい言い方をする自分じゃなかったのに、と愕然とし自分を責める一方で、
あんなに冷たくされ、打ちのめされなければもっと優しくできたはずと、過去の数々のエピソードに苛まれる自分との戦いです。
やっぱり優しさは、総合格闘技なのです。きっと。