牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

老いの日がくる

2017-07-01 07:35:41 | Weblog
虚しく年をとらないために、若いときに知るべきこと

あなたの若い日に、あなたのデザイナーを覚え、自分が神の作品であることを心に刻め。
老人になり、もう自分には何の喜びもないと、嘆く日が来る前に。
視力が弱り、目がかすんで月や星もよく見えなくなってしまう前に。
やがて、人は誰もみな年老いて、手足が震え、背筋は曲がる。
歯も抜け落ちて、朝早く目が覚めてしまうが、耳が遠くて鳥のさえずりも聞こえない。
歯がないから食べることもママならず、話す声もしわがえる。
体力も衰え、坂道を見ただけで気持ちが萎えてし舞う、白髪だらけの老人となり、のろのろと歩き、性欲すら失せて、師へ近づいて歩いて行く。
あなたの死期の迫ったことを知った人々は、まだあなたが生きているときから、あなたの死を嘆く。
人の肉体は地の塵と化し、人の霊はこれを授けた神へと帰る。
もし神を知らず、ただ労苦シテ、死を迎えるだけなのだとしたら、何とすべてが虚しいことか。
空の空、伝道者は言う。
すべては虚しいと。

伝道者の書12:1-8 あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。
太陽と光、月と星が暗くなり、雨の後にまた雨雲がおおう前に。
その日には、家を守る者は震え、力のある男たちは身をかがめ、粉ひき女たちは少なくなって仕事をやめ、窓からながめている女の目は暗くなる。
通りのとびらは閉ざされ、臼をひく音も低くなり、人は鳥の声に起き上がり、歌を歌う娘たちはみなうなだれる。
彼らはまた高い所を恐れ、道でおびえる。アーモンドの花は咲き、いなごはのろのろ歩き、ふうちょうぼくは花を開く。だが、人は永遠の家へと歩いて行き、嘆く者たちが通りを歩き回る。
こうしてついに、銀のひもは切れ、金の器は打ち砕かれ、水がめは泉のかたわらで砕かれ、滑車が井戸のそばでこわされる。
ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。
空の空。伝道者は言う。すべては空。



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