牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

雪の日に

2017-01-28 18:13:40 | Weblog
イザヤ書45:22 地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。
1850年12月15日 日曜日ロンドンの朝、いつも行く教会の礼拝に向かう16歳の少年スポルジョンでした。大雪の朝でしたが突然の吹雪のため、にやむなく近くの小さなチャペルに飛び込みました。大雪で牧師が礼拝に来れず、靴屋の信徒が、開いた聖書の言葉は「地の果てのすべての人々よ、わたしを仰いで、救いを得よ。わたしは神、ほかにはいない」でした。雪まみれで飛び込んだ初来回の少年を見て、説教したことのない彼は、そのことばを何回も読み、少年よ。仰ぎ見て救われよ!と叫びました。
スポルジョンはその瞬間、十字架の主イエスを仰ぎ見て救われました。16歳で救われ、バプテスト教会で牧師に就任し、一年で10人が400人の教会に成長する目覚ましい働きで、名説教者となり、ロンドンで牧師を続けました。1854年 ロンドンの中央にあるュー・パーク・ストリート・バプテスト教会の牧師に就任。1856年 サリー・ガーデン音楽堂の礼拝で説教をして12000人が出席。1857年 ロンドン・クリスタル・パレスで説教をして23654人が出席した。1861年 ロンドン南部のニューイントンにメトロポリタン・タバナクル教会を建設。19世紀最大の礼拝出席者の教会。
著書も多く、説教学入門やその他の著作が書棚にもあります。顎髭を豊かに蓄えているのは、説教者として喉を保護し、何時も良い声が出るためだと述べています。
同じ16歳でクリスチャンとなりましたが、スポルジョンと違い、無口の神学生で先輩たちにもっとしっかり話せと叱られました。けれども人が救われるのは、説教や、牧師の姿かたちでもなく、聖書のことばにアーメンと言うとき、聖書の約束が救いを与えるということを体験し、現在もアーメンと言えば救われますと、イエス・キリストの十字架と復活の救いを語り続けています。アーメンで救われ、天国が保証される永遠のいのちがあります。
ありがとうございます。今日もまた天国の一日です。感謝します。


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