里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

越後日光開山堂 石川雲蝶

2012年06月17日 | Weblog
過日訪ねた開山堂は、越後日光開山堂といわれるだけに見応えがあった

開山堂に入った瞬間に度肝を抜かれる。開山堂の三間四方の吊り天井に
透かし彫りで施された大彫刻は石川雲蝶終生の大作といわれる作品です。
そして、その迫力ある彫刻が岩絵の具で色鮮やかに塗り上げられて安政
年間の華やかさをそのままに伝えています。 (パンフレット抜粋)

開山堂天井の大彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」 石川雲蝶作
左右前後の欄間にも透かし彫りが施されて見事(撮影禁止の為パンフ撮影)

                書院障子  石川雲蝶作

           襖絵「孔雀遊戯の図」 石川雲蝶作

禁葷酒」(きんくんしゅ)の戒壇石 石川雲蝶作
葷はニンニクやニラ類の事で、葷や酒を食した直後に山門に立ち入る事を
禁ずる意味で山内の清浄を汚してはならないの戒めの由 下に牛が横たわる

           周辺地域を火災から守る火除け地蔵 石川雲蝶作

雲蝶が彫刻をする姿。 石川雲蝶は彫刻から絵画、何でもこなしたようです
 
         (24年6月7日撮影・新潟県魚沼市西福寺にて)


   素晴らしい物を見せていただき、同窓会の幹事に感謝を捧げるものです